Masquerade44 ページ46
. ｸｽﾞﾊ side .
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
ふいに後ろで暗証番号を入力する音が聞こえた
下を見ても抜けてる奴は誰もいない
ガチャ___
そのまま扉を開ける音がした
『..何しに来た？』
「それは僕も聞きたいな？...くーちゃん」
『今なら息の根止めれるが？』
「あははごめんてくーちゃん」
『Aに用か？』
「んーまぁそんなとこかな 笑」
「ﾓﾁさんには来るなって言われたから大人しく言うこと聞いてよーって 笑」
ﾓﾁさん怒らせると怖いし...色んな意味で。と呟いている
どうやら休憩中らしくいつも1番上まで閉じてるワイシャツのボタンを1つ開けて完全オフモード
Aをじーっと見ては真っ赤なカクテルをグルグルと回して少しずつ味わっている
『アメリカーノ..』
「んそ。今の僕にぴったりじゃない？ 笑」
『いや、、カクテル言葉なんて知らねぇよ』
嘘だ。本当は知っている。
アメリカーノ...届かぬ想い
アイツを見つめているコイツと俺は同じ目をしているのだろうか
ﾓﾁさんがアイツに近付き話しかけた
あの騒音にまだ慣れていないらしく
もう1回！と人差し指を立て
ﾓﾁさんが仕方ない と言うように更に近付いてほぼ耳元で囁いている
伝え終わったのか少し距離が離れた2人
アイツが頷くと
ﾓﾁさんがアイツの背中に腕を回して自分側に引き寄せた
ﾓﾁさんの影に隠れてしまいアイツの反応は見えなかったが、
ﾓﾁさんの顔はハッキリと見えた
と言うより、ﾓﾁさんの顔はハッキリと俺らを射抜いていた
隣にいるコイツを見てから俺を見ることが目的だというような眼差しで
それに応えるように見ていれば、
ﾓﾁさんは俺から目を離してVIPフロアの方を見つめた
『...なんだ？』
「ねぇ、今ﾓﾁさん僕の方見てたよね？」
「え、僕への見せしめ？」
『.........』
ﾓﾁさんの視線の先を捉えようと必死にVIPフロアを見渡す
『...見つけた』
「え、なにが？」
『あー、なんでもない。俺もう下に戻るわ』
「それなら僕はちょっと仮眠しようかな...」
『おぉ、そうしとけ』
パチンっ___
俺はVIPフロアに戻り、ﾓﾁさんに頼まれた事をするべくある人の後ろに回った
『_____』
さて、みんなに伝えなければ...
アイツのｸｽﾞﾊはきっと守ってくれるんでしょ？と言う言葉を思い出した
あぁ...何度だってお前を助けに行ってやるよ
だから_____
.
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あまつかあくま(プロフ) - 名無し42641号さん» 名無し42641号様コメントありがとうございます！ご愛読誠にありがとうございます☺️リンクを貼りしましたので、恐らく飛べると思います♪ コメントありがとうございました🙇🏻♀️ (6月7日 7時) (
レス) id: b53ee9f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し42641号(プロフ) - コメント失礼します、いつも楽しく拝見させて頂いています！！是非新しい話見てみたいです！無理の無いよう頑張ってください☺️ (6月5日 19時) (レス) @page38 id: 335ec88034 (このIDを非表示/違反報告)
あまつかあくま(プロフ) - 銀鮭さん» 銀鮭様コメントありがとうございます！全員分のパターンでいきたいと思います！！！銀鮭様が満足できるように頑張りますのでよろしくお願いします☺️ (6月3日 21時) (レス) id: b53ee9f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
銀鮭(プロフ) - コメント遅くなってしまい申し訳ございません🙏欲を言うと全員分見てみたいですが、作者様あっての私ですので、作者様の無理のない方でお願いします！ (6月3日 19時) (レス) @page36 id: 34a0ab0d17 (このIDを非表示/違反報告)
あまつかあくま(プロフ) - りえさん» りえ様コメントありがとうございます！かしこまりました！全員のパターンで書いていきます！コメントありがとうございました☺️ (5月29日 0時) (レス) id: b53ee9f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまつかあくま | 作成日時：2023年4月18日 18時
