僕のサッカー。 ページ8
Asaid
嘘だ。知ってるもん。僕はもうサッカーができないこと。
3年前_。
僕は飛び級でU-20日本代表の選手だった。
でも僕は親にこう言われた。
母「なんで女の子``らしく``ないのかしら!!!!」
らしくってなに_?
それが僕の頭を支配した。
それでもサッカーの夢を諦めなかった。必死に練習をした。
その結果。いつものように練習をしていたら次の瞬間に見えたのは地面だった_。
医師「右膝前十字靭帯の断裂です。」
「え…_。」
医師「スポーツはこれまで通り復帰できても再発の恐れがあります。」
僕の頭の中は絶望の二文字で埋め尽くされた。
母は
母「これでサッカーがやめられるわね!良かったわ〜!_。_。」
なんて言ったけど
でも_。あの頃の僕は悔しくて仕方がなかった。
本気で走ろうと思っても足がすくんで動けなくなる。
代表は諦めサッカー人生は死んだ。
ーーーーーーーーーーー
「莉兎ねぇ。僕もうわかってるよ…」
莉兎「…」
「もうサッカー。できないんだよね?」
莉兎「…何諦めてんの?A。」
「え…?」
莉兎「確かに怪我して走れないよ?でもさ。Aの足はもう走れないわけじゃない。」
「どういうこと?」
莉兎「絵心さんから練習してる動画もらった。あんなに出来てるのにもう走れないわけがないじゃん!!!自分でもわかってんでしょ!もうその足が完全に治ってること!」
嗚呼、僕はずっと自分の足が完全に治っていることに目を背けてた…向き合ってなかった。
「怖い」ただそれだけの理由で目を背けてた。現実から目を背けてただけじゃん…!
「ありがとう莉兎ねぇ。僕決心がついたよ。もう一度。世界一のストライカーになってやる。」
莉兎「そうこなくっちゃね!さすが俺の従兄弟!」
「莉兎ねぇは僕が世界一のストライカーになるとこをそばで見てて。」
莉兎「やるからには?」
「本気で。でしょ?」
莉兎「頑張りなよ!」
「うん。」
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タルトっち@学生(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )さん» コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2023年3月29日 10時) (レス) id: 8360d1f614 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )(プロフ) - タルトっち@学生さん、イベント参加ありがとうございました〜!! あでぃしょなるたいむネタも入れてくれたり、あと主人公たちの設定もとても良いと思いました!! 12歳なのにみんなすごい・・・ これからもご自分のペースで無理なく頑張ってください・・・! (2023年3月29日 10時) (レス) id: beb23b30a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タルトっち@学生 | 作成日時:2023年3月4日 1時