トラウマですよ。 ページ36
「おま、・・・何泣いてるんだ・・・?」
「わぁぁ〜〜!!!」
「ちょ、!!」
ベットの所に入り込み、カーテンを引くと
ソッコーでTシャツを脱ぎ捨てた。
・・・それはそれで、中で大人しくしていたカエルさんと「こんにちわ」してしまいました。
「パパさぁぁぁああああん!!!!」
「何?!何騒いでるんだよ?」
「かえっ・・カッ・・・・うわぁああああ!!!」
「何ぃ?カエ?」
「がえ゛る゛がぁあああ〜〜!!!!」
「カエルぅ〜?」
「ひぃ、ひぃぃいい!!!離れろ!!離れろくそったれぇえええ!!!」
・・・奇跡的にカエルさんはピョイーンと
カーテンの外に向かって跳んでいった。
そしてそのまま「さようなら」。
「おい、カエルどっか行ったぞ」
「・・・・・」
「・・大丈夫か?」
「・・・パパさん・・・濡れタオル下さい・・・・」
「え?あ、あぁ・・・」
上から投げ入れてもらった濡れタオルで、
カエルに触れた部分を力いっぱい拭きまくる。
・・・ガシガシガシガシ、っとな。
「・・オイオイオイ、音が痛そうなんだが・・・」
「うぅっ・・・うぅぅ〜〜〜・・」
気が済むまで拭いた後は、Tシャツを着なおしてカーテンを開けた。
あらビックリ、顔酷いね☆
「パパさん・・ありがとう・・・」
「・・・・本当に大丈夫かよ・・・・」
「ぅぅ〜・・ハィ・・・・」
「・・とりあえず、座ったら・・・・?」
お言葉に甘えて、診察用のイスに座る。
濡れタオルを丁重にお返ししたと思えば、カクン、と肩を落とした。
「お前、カエル嫌いなのか・・・」
「ハイ・・・・、小さい頃、近所の子(女)がふざけて私の服の中にカエル突っ込んでから・・もう・・・・敵です・・(実話)」
「うっわぁ〜・・・悲惨・・・w」
「もうや゛だ〜〜〜・・・・・・!!」
頭を抱えて唸りだす。
パパさんは呆れたようにため息をついちゃうのです。(´・д・)=3ハァ
「お前擦りすぎだろ・・・。首真っ赤」
「もうダメです・・!!こうでもしないと・・ヤツ(カエル)の感触が・・!!!」
「ヤツって・・」
「・・・ちょっとヒリヒリして痛いですけど・・大丈夫です。」
「少し待ってろ」
パパさんはさっきの濡れタオルを、もう一度冷たい水で濡らすと
丁重に絞って響きに再度渡した。
「ホラ、コレで冷やしておけ」
「・・・ありがとーです・・・」
しばらくは会議室に行けそうにありません。
ラッキーアイテム
革ベルト
27人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
響(プロフ) - 知由さん» ご指摘ありがとうございました。すぐ外します。 (2013年4月3日 21時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
知由(プロフ) - この作品がオリジナル作品のランキングに入っています。オリジナルフラグを外してください(オリジナルフラグさえ外していただければこのコメントはレス無しで削除していただいても問題ありません) (2013年4月3日 18時) (レス) id: b7b8569e96 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅(ちなみ)さん» ありがとうございます! (2012年11月25日 11時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 血凪魅(ちなみ)さん» 特に固定している物はないのですが、しいて言えば御利さんですね。 (2012年11月13日 22時) (レス) id: 15ee2a3f61 (このIDを非表示/違反報告)
血凪魅(ちなみ) - 誰が主人公デスかー? (2012年11月13日 21時) (レス) id: 5b8bba0446 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:響 | 作成日時:2012年6月30日 17時