おこTIME(前回同様) ページ32
「文句あんなら全部言ってみろよ･･･本人ここにいるんだし」
「････」
「本人の前ではいえないようなら、お前が文句言う資格はねぇよ」
役割を果たした風にベッドに寄りかかったけど････、正直叫んで疲れたってだけじゃないんだなこれが。
なんか変な汗出てきた･･･骨またずれたかな･･いってぇ･･
要様と日高に悟られないように、必死で表情を作って対応し続ける。
「･･････」
「文句が言えねぇなら土下座でも何でもしてさっさと失せろ」
「･････」
「土下座と共に謝罪もしてもらわなきゃこっちは気が済まないんで。そのつもりでよろしく」
「･･･チッ･･･」
「舌打ちしてんじゃねぇよ」
「･･すいませんでした」
「あー？んな棒読みのどこに謝罪の意を感じるっつんだよ、アホか」
････ガラガラ、
「御利、天知。話し終わったぞ」
「そう？よかった」
「で、天知は慰謝料の手続きをやってもらうから日高さんについていってくれ」
「あ、ハイ････」
「日高もな」
「･･･はい」
突然現れたパパさんは急にみんなを部屋から追い出して、私を部屋に一人にした。
取り残された私はちょっとワケがわからなくなって、呆れたように顎鬚を撫でる手をじっと見る。
「････で、日高はどうだった」
「どこまでも根性腐った野朗だったよ、ありゃ治しようがないね」
「そうか」
それだけ言えば、出入り口近くにあった水道で何かをぬらし、パパさんは帰ってくる。
すると、不思議そうに見上げる私に今濡らしたのであろうタオルを差し出した。
またもや私がパパさんの顔を見上げれば、『バカ野朗』と一言いわれ、頭を軽く叩かれる。
「･･･痛いんだろ」
「え？」
「寒いくらいの気候の中で軽く叫んだ程度、そんだけでこんな汗かくかよ普通」
「あ、あはは･･ｗバレてたか･･･ｗ」
「声は完全に外まで聞こえてた。日高の両親も驚いてたよ」
「自分たちの子育ては間違っていたんだなぁ･･って、申し訳なさそうに頭下げられたよ」
「なんで？」
「さっきの御利みたいに子供相手に怒鳴ったことがなかったんだとさ。甘やかして育てすぎたって」
「いい母さん父さんじゃない･･･」
「学校はやめさせて正解だったって。これ以上アイツのわがままで他の人に迷惑をかけるわけにもいかないからな。だからって自分の会社で働かせるつもりもないそうだ。あいつには通信でも何でもいいからもう一度高校生やり直させて、一般企業に意地でもぶち込むってよ」
☆久々に顔出しといてこんなこと言うのはなんなのですが☆→←おこだぞ☆(御口が悪いので注意)
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ピエロ＠39猫 - PART1からみてます！要ちゃん可愛いですよね・・・（2828←私も2Gの作品書いてるんですよ・・・！もし機会があればコラボしませんか・・・？← (2015年4月7日 10時) (
レス) id: ec2178c5dc (このIDを非表示/違反報告)
のん太ロース - 面白いです！要ちゃん可愛い(*´ч`*)是非、イラストを描かせて頂きたいです！ (2015年3月2日 21時) (レス) id: 49e6420f10 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - ソノアさん» 返信送れて申し訳ありません!目を通していただけて嬉しいです。更新は気まぐれでめちゃめちゃ遅いですが、よろしかったらこれからも覗いていってください (2013年9月28日 17時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
ソノア(プロフ) - 読みました!シリアスも時々入ってて面白いです!がんばってください!ずっと応援してます!店長と要ちゃんかわいい/// (2013年9月18日 23時) (レス) id: 8fe787e309 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - ありささん» 詳しい感想ありがとうございます!主にギャグですが私自身シリアス雰囲気の物が好きなのでたまに偏りがちですが、何とか頑張らせていただいています。 (2013年8月24日 20時) (レス) id: 925ca6d57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：響 | 作成日時：2013年2月7日 23時
