~8~だざいさんといっしょ(後編) ページ9
太宰治に珈琲を貰い、少し落ち着く。
幸いちょっと雷抑まってる…よかった…
太宰「ところでさ、Aちゃん」
『はいっ?』
太宰「Aちゃんは、一体何処から来たの?」
『えっ!?』
突然の発言に驚いてしまう。
何処から来た?
私ですら分からないよ?
だって川から落ちただけだよ?
なのに、別次元に飛んじゃったみたいになってるし…
別次元っていうのは、あくまで仮定。
だって…
『太宰 治様が今目の前にいるもんな…』
太宰「太宰 治様?」
『うぇっ!?き、聞こえてました!?///』
太宰「うん、丸聞こえ♪
いやー様付けされちゃうなんて照れるなぁ!」
そう言ってにやにやする太宰治…死にたい…!//////
太宰「教えて?君にとっての私の事」
『はい…///』
こうして、私が折れて全て話した。
太宰治や探偵社の皆さんは、ずっと前に死んでいること…
でも死ぬ前に名作を生んだ文豪であること…
そして、私はそんな皆さんのファンであることも全て話した。
太宰「ふーん…Aちゃんの世界での私達は、有名人なのかい?」
『はい。』
太宰「あの国木田くんも?」
『はい!私は武蔵野をとことん推します!!』
太宰「へぇーすごいすごーい」棒
『あと佐々木信子さんとの情熱的な恋愛もまた…ブロークンハートです!』
太宰「佐々木女史もいたのかい?凄いねぇ…
それよりブロークンハートwww何それwwwww」
『国木田 独歩が佐々木 信子に送った手紙の言葉です!いやぁ切ないんですよあの話!』
太宰「国木田くんがwwwブロークンハートwwwwwwww」
そう言って太宰治は笑う。
…今のに笑う要素なんてある??
(※本人はいたって真剣に語っています)
太宰「それじゃあ私は?」
『え?えっと…太宰 治様は…その、上手くは言えませんけど、
初めて、好きになった作家さんなんです…
私の、永遠に一番の文豪です///』
太宰「うふふ、とても嬉しいよ。ありがとう」
そう言って太宰治は微笑んだ。
流石イケメン…カッコええ…///
ピカッ
『ぅえ!?』
窓が光った。
忘れてた…
外は、雷、かみな…!
ゴロゴロドシャァァァァァァァン!!
『キャァァァァァァ!!』
思わず太宰治に抱きつく。
…抱きつく?
太宰「わぁAちゃんだいたーん」
『あ…あ…!//////』
太宰「大丈夫。落ち着くまで私の傍にいればいい。」
その言葉に、私は安心して目を閉じた。
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松城若奈 - とっても面白いです!!!続き入水待機してます!!! (2016年8月4日 10時) (レス) id: 54748668d7 (このIDを非表示/違反報告)
兎rabbit - 一万円!!!!!!!!いいぃちまぁんえぇん!!!!!!!!← (2016年7月19日 19時) (レス) id: 453313a025 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - しふぉん@堕天使さん» 危険がいっぱいですよね((ありがとうございます!頑張ります! (2016年7月9日 17時) (レス) id: ee20326e23 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - 兎rabbitさん» 初コメありがとうございます!これからも頑張ります! (2016年7月9日 17時) (レス) id: ee20326e23 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉん@堕天使(プロフ) - ああああ…太宰さんと寝るとか危険だよ夢主逃げて超逃げt((((((((殴 更新頑張ってください(´`*) (2016年7月9日 4時) (レス) id: e202bc62ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココアサイダー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uranaikari1/
作成日時:2016年6月14日 20時