漆 ページ8
男「ぐはっっ!」
私の成長は著しかったらしい。
十二になった頃には教えてくれてた人に負けないほどになってた。
尾崎「お主はもうポートマフィアの中でも上位の力じゃ」
『はぁ……はぁ……』
尾崎「首領がお呼びじゃよ」
初めて呼ばれた首領室。
威圧感がすごい部屋。普通の子供なら怖がる場所だろう。
私は広いなとしか思わなかったけど。
先代首領(以下先代)「Aと言ったか。」
『はい』
先代「次回からの任務に随伴して欲しい」
『………わかりました』
逆らうのも怖かったので素直に返事をした。
でも心のどこかではわかってた。
また人を殺すんだろうなと。
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尾崎「Aは後ろにいるだけで良い」
『分かりました』
初めて随伴した任務は姐さんの任務だった。
とある組織を制圧する任務。
尾崎「打て」
黒服「ガチャ」
銃声に最初は全く慣れなかったけどすぐ慣れた。
黒服たちの銃により倒れていく敵組織。
けど嫌な予感がして後ろを見た。
『………来る』
予想通り後ろから追撃軍が攻撃しようとしていた。
姉さんたちは目の前の敵に集中していた。
だから私は
『異能力……千羽鶴』
鶴で追撃軍を全員殺した。
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作者名:ゆうしゃん | 作成日時:2022年5月16日 21時