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立原 道造【遊園地】 ページ7

「おぉ………」


大きな観覧車が印象的な遊園地。


マフィアに入りたてで、
元々地方人の僕はかなり興奮していた。


「これではしゃぐとか小学生かよ」


そんな僕を、呆れた様に見る立原。

一応、僕の恋人で
最近付き合い始めたばかり。


「だって僕、遊園地とか数年ぶりだし」

「………ふーん」


興味無さそうに相槌をうつ立原に
少しだけムッ、とする。

でも好きだし、本当は立原が優しい事も
知ってるから多目に見てやる。


「立原、観覧車乗りたい」


やっぱり、あの大きい観覧車は興味をひく。

僕が行った遊園地にはあんなに大きな
観覧車は無かったから。


「分かったよ、おら行くぞ」


そう行って握られる、僕の手。

……温かい。

つい、笑みが溢れる。


「………へへ」

「なんだよ」

「やっぱ立原の事、好きだなって思って」


ストレートに自分の想いを立原に伝えた。


手を握る力が強くなる。

そのままグイッと立原のほうに引っ張られて、









































ぎゅっ、と立原に抱き締められる。


立原に包まれる、僕の体。


立原の匂い。


それで、急に恥ずかしくなって。


「ば、ばば馬鹿じゃないのっ!!?」


ほぼ初めての経験で呂律が回らない。


「馬鹿はお前だよ、バーカ」



そう言って、
たくさんキスを落としてくる。

頬、額、唇。




人混みの中でされている事もあって
かなりの羞恥に耐えられずに
ばっ、と立原の腕の中から逃げ出す。


「だ、誰かに見られるでしょうが!」

「遊園地だろ?こんな事してる奴等なんて何処にでもいる」


そして、また腕の中に閉じ込められて。









「続きは観覧車の中で、な?」



耳元でぼそっと呟かれた。

* * * * * * ** * * * * * ** * * * * * *

風雅さん
リクエストありがとうございました!

立原さんのコレじゃない感が
半端ないですが…………()

私にはこれが限界です、すみません…

福沢 諭吉【お茶】→←広津 柳浪【お散歩】



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胡桃バター(プロフ) - りんごあめさん» リクエストありがとうございます!執筆までしばらくお待ちください (11月10日 1時) (レス) id: 55a2e79d32 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ - 森さんとのお買い物デートが読みたいです! (11月3日 18時) (レス) id: bd46442a68 (このIDを非表示/違反報告)
マーガリン - ありがとうございます!! (2023年4月4日 8時) (レス) id: 7ba1c946a0 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃バター(プロフ) - マーガリンさん» リクエストありがとうございます!慣れないキャラではありますが、精一杯書かせていただきますので、しばらくお待ちください。 (2023年4月3日 22時) (レス) id: ed4c5148d7 (このIDを非表示/違反報告)
マーガリン - 小栗さんのヤンデレってできますか? (2023年4月1日 8時) (レス) @page33 id: 7ba1c946a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:胡桃バター | 作成日時:2016年6月19日 22時

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