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「それでは、ナイトレイブンカレッジの生徒の証である魔法石を、2人に授けましょう」


そう言うと、クロウリーは自分達に魔法らしきものをかけた。

かけられた後にグリムの方をまず見てみれば、首輪のように何かがついている。


「ほわっ!魔法石!?」


自分の手には、何やら万年筆のようなもの。ペンホルダーは鍵の形に、そして、魔法石らしきものがはめ込まれている何かがあった。


「中也君の持っているのは魔法石がついた“マジカルペン”です。本来生徒はそれを使うのが決まりですが…グリム君のその肉球では、上手く握れないでしょう?特別カスタムです」


「ああ…何と細やかな気遣い!私、優しすぎませんか?」と自分で自分を褒めるクロウリー。

それを見向きもせずグリムは言う。


「やったんだゾ!かっけーんだゾ!オレ様だけの魔法石の首輪なんだゾ〜!」


「全然話聞いてませんね…中也君。ご覧の通りグリム君は、まだ人間社会に不慣れです。君がしっかり手綱を握って、騒ぎを起こさないよう監督するように!」


「あはっ!すげーじゃん、お前。特待生にもなって、監督生にもなっちゃったわけ?」


「なるほど。お前達の寮に寮生は2人だけなのか…つまり、学園長にグリムの監督を任された中也が、監督生って事になるんだな」


エースとデュースがそう言うものだから、「それって消去法」と言うにも言えない。


「プッ…前代未聞なんじゃねーの?一年にして良い肩書きを2つも持つヤツなんてさ。いいね、クールじゃん。特待生の監督生!」


「ほぼ強制だけどな…」


「あははっ。頑張れよ、監督生どの!」


笑ってくるエースにクロウリーは重ねる。


「なるほど、監督生ですか。丁度頼みたい仕事もありますし、肩書きがあるのは都合がい……いえ!素晴らしい!」


「…今都合がいいって…」


「ゴホン。監督生君、貴方にこれを預けましょう」


胡散臭いクロウリーをジト目で見ながらも渡されたものを受け取る。

それは、個性的なカメラみたいな見た目をしていた。

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雪見だいふく - ちゅやかっこえぇ┏( ^ω^ )┛ (2021年10月24日 22時) (レス) @page41 id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー大好き!!(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2020年10月6日 0時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - やばい。面白すぎます!続きがめちゃくちゃ気になります!こんな感じの話を求めてました!応援してます!無理はしないでくださいね。 (2020年9月19日 22時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
死の林檎@Get along同盟???????(プロフ) - ぎゃあァァァァァ(((うるせェよ ktkr(^q^) ファンです!!頑張って下さい!応援しています!一生ついていきます!!! (2020年7月6日 16時) (レス) id: 6c1b6d3d5d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 仁兎さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです! (2020年7月5日 21時) (レス) id: ff02591f43 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年5月11日 12時

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