【ツイステ】ユニーク魔法・重力操作【文スト】

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「げっ…学園長……」


「アイツ、アイノムチで縛ってくるんだゾ！逃げろっ」


グリムがそう言うももう遅い。


「いでーっ！」


「ふぎゃーっ！2日連続で痛てぇんだゾー！」


「愛の鞭です！この私から逃げようなんて100年早いんですよ！はぁ……。先程『騒ぎを起こすな』と言ったばかりのはずですが？しかもグレート・セブンの石像を焦がすなんて！中也君が居なかったらもっと酷くなっていたかと思うと…」


「余程退学にさせられたいと見えます…」と怒るクロウリーに、エースとグリムの顔は青を超えて真っ白になる。


「ちょっ！それは勘弁！」


「中也君も、これではグリム君を監督しているとは言えませんよ」


「…はァ……そうだな」


別に自分は退学したらしたで構わないのだが、此処でそんな事を言っても仕方がない。そう思い素直にそう言う。


「全く……君、学年と名前は？」


「エース・トラッポラ……1年デス」


「ではトラッポラ君、グリム君、そして中也君。3人には罰として、窓拭き掃除100枚の刑を命じます！」


言い渡された罰に、グリムは「にゃっ！？」と驚いて反論する。


「元はと言えば、ソイツがオレ様を馬鹿にしたからいけないんだゾ！」


「ええっ！？オレもぉ！？」


グリムの反論も、エースの駄々もクロウリーには届かず、そして言われた。


「当たり前です！放課後、大食堂に集合。いいですね」


「へぇ〜い…」


「昨日から散々なんだゾ〜！」

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