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バン、と音を立てて探偵社の扉が開かれる。
社員の視線は其処に釘付けになった。

そこに立っているのは敦。

「なんだい、敦ィ。怪我してるじゃないか」

頬や足などに擦り傷を作った中島を見て、ニコリ……いや、ニヤリと笑う。
その様子に 「ひぃ」 と小さく悲鳴を漏らしたのは国木田と谷崎の2名。

けれど 折角掴んだ可能性を早く報告したい中島。
「後でお願いします!」と 生返事し、国木田の元へと駆け寄る。

「国木田さん、例の神隠しの件なんですが……」

「何だと!?それは本当か!」

「はい!」

盛り上がる(?)2人を眺める太宰は、「元気だねぇ」と 口にした。

───


「…それで、その娘が何か知っているかもしれん という訳だな」

「はい」

ふむ、と小さく零し 国木田は思案する。
そんな得体の知れない者に頼るのは些か不安ではあるが、事件を早期解決する為には 1番可能性があるのも確かだ。

暫く考えた後、結論を出した。


「分かった、俺から社長に話を通しておく。明日、太宰と泉の3名でその娘に話を聞きに行ってくれ」

「了解です!」


───────────────

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本当にありがとうございます…!

誤字脱字があれば 教えてください!

至らぬ所もあるかも知れませんが、この作品
『鈴の音が鳴る時』 を 宜しく御願いします

拾壱→←玖



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七海@返事・更新滞ります(プロフ) - 月瀬さん» そう仰って頂けて何よりです。最後の感想失礼致します(よ、良かったです…、しょうもない案では有りますが使用して遣って下さい←← ませ。長文失礼致しました。若し何か御座いましたらボードで御知らせ下さいませ) (2020年1月5日 17時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 七海@返事・更新滞りますさん» 楽しそうです!え、書きたい…!← (2020年1月5日 17時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
七海@返事・更新滞ります(プロフ) - 月瀬さん» いえいえ。二回目失礼致します。(そうですねぇ…。在り来りかも知れませんが……『泥棒』系統の噺何か如何ですかね…?(本当、この位しか出なくて済みません……)) (2020年1月5日 17時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 七海@返事・更新滞りますさん» ありがとうございますー!是非案ください! (2020年1月5日 17時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
七海@返事・更新滞ります(プロフ) - 完結、御目出度う御座います…!(もう最後の最後迄、度肝を抜かれっぱなしでした…!案……出しても良いのなら、出してみたい所存なのですが…如何でしょうかね…??)長文失礼致しました。 (2020年1月5日 17時) (レス) id: 94153de35f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まふ | 作成日時:2019年12月6日 22時

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