え、ゴメン色々ショック。弑逆ノ桜 ページ4
弑做サイド
え、あれ?
私……死んだ筈じゃ…
「そこのお嬢さん!!」
「……」
有り難う表情筋。今回ばかりはあまり働かない君のお陰で不審者から身を守れそ……う…
「わぁ。」
「私の顔に何か付いているかい?」
「綺麗なお顔。好き」
(さて、お気付きだろうか?弑做は完全に言葉足らずである)
「今日ほどこの顔でよかったと思う日はないよ!」
あぁ。これもこの人の落とし文句か。
この『太宰治』というキャラクターの。
いや、しかし考えろ。
私は飛んだ筈だ。
然し体に異常はない。
そして見覚えのあるキャラクターに川。
そして見えない毛穴!!←此れ大事!
これは世に言うトリップではないか?
でも、仮にトリップだとしよう。
死んだ伊捺を追い掛けてきたのに私だけこんな幸せを見てしまうなんて……
ポロポロと涙が溢れてきた。
「……何か訳ありのようだね。家にお出で。武装探偵社なんだ」
「……(コクン)」
―――――――
ノロノロと町を歩く。
手を引いてくれる太宰さんは暖かい。
あ、私低体温なんだ。
少し歩いていると目の前の路地から同じくらいの人影。何か抱えているようだった。
「てッ、手前ェ!!青鯖!何でこんなとこいやがンだよ!!」
「私がどこに居ようと私の勝手だろう?蛞蝓は拠点に帰った帰った!シッ!シッ!」
中也さん!!
大好きな推しに会えたぁ!!
と思って赤くなった目を向ける。其所には伊捺。
おいおい、待て待て。
何でお姫様だっこされてんのぉ???!!!!!
え、良いなぁ……っじゃない!!
「「どういうこと?」」
え、だって伊捺……"三日前"に死んだのに…
時間の流れが違うの?
兎に角……兎に角ッ!!
「伊捺ッ!!」
「うぉあっ!!」
「わぁっ!!」
飛び付いた。
抱き上げてた中也さんからぶんどって此れでもかッてくらい抱き締める。
「伊捺……伊捺ッ!!御免ね、ゴメンねぇ!!」
「弑做…」
怖くて……顔が見れない。
守れなかった私を見捨てないで……お願い
裏切りは嫌い。 舞々→←あ、これトリップとか言うやつ(白目) 舞々
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諸りんちょ☆ - 作者さん同士仲良いですね!弑逆ノ桜さんも舞々さんも可愛らしい、弑逆ノ桜さん大丈夫ですか?? (2020年9月7日 6時) (レス) id: 2d6ee8aecd (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 舞々さん» ねえねえ舞……。パスワード忘れてしまったんだが……。 (2020年3月23日 0時) (レス) id: db48fbe297 (このIDを非表示/違反報告)
舞々(プロフ) - 蛍さん» いやぁ〜照れますなあ〜(( (2019年10月6日 22時) (レス) id: 38595924a7 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜 - 蛍さん» そんなこと……ありますy(( (2019年10月6日 17時) (レス) id: 14722e0f86 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - こんな素敵な作品と作者様に出会えた私は幸せ者ですね♪ (2019年10月6日 13時) (レス) id: b6ee0e20db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弑逆ノ桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/
作成日時:2019年9月11日 1時