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なんとか、引き止められた気がする。
ベッドに2人で寝転がると、文一くんが少しずつ話してくれた。
そーいえばどんなに辛くても文一くんが弱音を吐いたのを聞いたことがなかった気がする。
きっと全部抱え込んでた。
もしかしたら、お母さんだけには話してたんかな。
ちょっとずつでも、頼ってくれるように、頑張らないと。
絶対1人にせえへんように。
一通り話し終わると、はぁ、とため息が聞こえた。
「文一くん、ありがと」
「なにが？」
「話してくれたの、嬉しかった。頼ってくれてる気ぃして」
まず解決策を考えないと。
なにが原因？
向こうの勘違いや。
お母さんはもうどうにもならへんし。
文一くんに問題は？
無い。
いじめられる人に原因なんかあるわけないか。
「文一くん、いつも何してるん？」
「なにって、本読んだりとか」
「じゃあさ、毎日ルーズリーフに手紙書いて」
「誰に？なんで？」
「俺に。なんでもええから。短くても。その日なにがあったのか書いて。そしたらちょっとは楽になるんとちゃうかな。愚痴みたいなのでも全然ええ」
「わかったけど」
「それで帰るときにちょうだい。俺も文一くんに書くから。そしたら続けられるやんな」
ふふっ、と笑われた。
「龍太が先に辞めそうやんな」
「それは、、、確かに三日坊主やけど。文一くんのためやったらずーっとできるわ」
「ほんまかなぁ」
サッカーしか続いてないけど、なんて楽しそうに話してくれた。
普段の文一くんや。
いろいろ言い返したりして、気付いたらもう外は真っ暗。
2人とも寝落ちしてしまった。
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はる。(プロフ) - 山田さんちのきりたんぽさん» これ以上ないほどのお褒めのお言葉、本当に嬉しいです！心より感謝しています！ (2018年3月27日 8時) (
レス) id: 288b74a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
山田さんちのきりたんぽ(プロフ) - はる。さん» なんか、同じようなコメントばっかりですみませんm(_ _)mでも、ちゃんと心は込めているので、お許し下さい(>_<)私、室龍太くんが大好きなので、はる。さんの作品を読むとキュンキュンします！！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: fd80dbcfbc (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - 山田さんちのきりたんぽさん» この作品にもコメントありがとうございます！本当に嬉しいです！励みになりました！今後ともよろしくお願いします！ (2018年3月26日 22時) (レス) id: 288b74a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
山田さんちのきりたんぽ(プロフ) - この作品、とても面白いです！これからも更新頑張って下さい(*^_^*) (2018年3月26日 20時) (レス) id: fd80dbcfbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。 | 作成日時：2017年12月8日 18時
