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重岡side
今日のAはやけに素直で、離れていくのが名残惜しくて腕を掴んだ
キスしようと少し近いたところでハッとする
あかん、今日倒れたばっかやのに...我慢我慢
不思議そうなAの横を通りリビングに入ると、ソファに座ってふーっと息を吐いた
キッチンからはコーヒーの良い香り
こうやってキッチンに立つAを久しぶりに見た気がする
実際はそこまで経ってないと思う
でも会えなかった時間が何ヶ月にも感じる
『それで、やらなきゃいけない事って？』
マグカップを二つテーブルに置くと、Aもソファに座った
「あぁ、...向こうの事務所にも関わってくる事やし、今は話せへん。
事実か確認できたらAにもちゃんと話すな
でも電話でも全く取り合ってもらえへんくて、今日は直接確認しに事務所まで行ってん」
『え！大丈夫なの？』
「まぁほんまはあかんと思うけど、でもなんもせんとこのまま噂が過ぎるのを待つとか無理やし」
Aはしばらく考えるように俯くと、顔を上げた
『私は、大毅くんのことが好き
だから大毅くんの行動を信じて応援する
なにがあっても私が味方する』
まっすぐ俺を見るAがあまりにも綺麗で、しばらく目が離せなかった
あぁ、やっぱこの子やなって
『...大毅くん？』
「あ、ごめん。なんか...見惚れてもうてた」
そういうとAは顔を赤くして目をそらした
「俺このままじゃ嫌やねん
真実を知りたいし、こんな大切な彼女がおんのに他の人と噂されてるとかモヤモヤするし
それに、Aのご両親にご挨拶ってなった時にそんな噂あったら気まずいやん？」
Aがそらした視線を戻す
『...挨拶？...えっ』
「いつか挨拶させてほしいと思ってんで？」
いきなりの発言にびっくりしたのか、口をぱくぱくさせてるAが可愛くて仕方ない
そっと抱き寄せると、Aも腕を回してぴったりとくっつく
「ずっと大変な思いさせててごめんな」
腕の中のAはふるふると小さく首を振った
「倒れるほどどんなこと考えてたのか、今日どんな事があったのか、話せる？」
顔を覗き込むと、今度は小さく頷いた
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bunny(プロフ) - かさん» わ、ごめんなさい...見てくれてる人がいると思ったらやる気出ます！！早くお届けできるように頑張ります！ (2021年3月30日 10時) (
レス) id: 9cbebb29f1 (このIDを非表示/違反報告)
か - 続き足りないです、お願いデスっっ更新を…(><) (2021年3月30日 3時) (レス) id: 1dc60e8858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2021年2月6日 7時
