*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 27 ページ28

寝てた…


５時間目が終わったと思って起きたら夕方…




『あれ…寝すぎたw』



もうみんな帰ってるよねw

私も帰ろ〜っと

教室に鞄を取りに帰ると


あら、先生がおられる



先生「日波、申込書出したか？」


『申込書？』


先生「5月の終わり、修学旅行があるだろ？それの参加申込書」




ぁあ〜あったなぁ…そんなの……

行きたくないなぁ〜

行ったってつまんないし…



『出してないです』


先生「あれは、基本全員参加だからな」



え、そなの？



『行きたくない人は…』


先生「そんな理由で休むのは認めないぞ」



ですよね〜w



『はぁ…まだ書いてないんで明日持ってきます』


先生「わかった」



そう言うと先生は教室を出ていった

修学旅行ねぇ…班行動とかあんでしょ？



やだわ〜(・ω・｀)



帰り道ずーっと『やだ』『やだ』言いながら帰った…




母「あ、おかえり〜」


『ただいま〜』



無言で紙を渡す



母「なにこれ？」


『ハンコ押しといて』


母「修学旅行…って行くの⁈」


『うん…強制参加だから……』


母「そっか…」



そうしてお母さんはハンコを押してくれた



『ありがと』



申込書を鞄にしまって部屋に篭った

特にすることがなかったから寝ることにした

寝に落ちようとしてた時



母「ご飯冷蔵庫にあるからチンして食べてね〜」


『う〜ん』



返事をすると「いってきまーす」と、言って家を出た



お母さんの仕事先は居酒屋…だからいつも夕方になると家を出る


帰ってくるのは次の日の朝

いつも眠いのにご飯を作ってくれたり…



感謝しなくちゃな…



そう思いつつ眠りに落ちた…

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