*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 23 ページ24

試合が終わりお昼ご飯



今日のお昼ご飯は〜

もちろんみかんでございます(*'▽'*)/


グラウンドから少し離れた場所にあるベンチに座り、みかんを見つめていた



御「それ、俺があげたみかん？」


『っ！』



現れたのは御幸…



『…』←コクリ


御「ふーん…って全部持ってきたのか⁉︎」


『…』←コクリw


御「まさか…それだけ？」


『…』←コクリww


御「マジかよw」



ぁあ〜うるさいなぁ〜！

みかん食べたいんだけど！

質問してくんな！



ストン…



えっ…なんで？

なんで隣に座った⁉︎

なにやら企んでいるような顔だ…



まさか…



御「一個ちょーだい！」



やっぱり！

もうあげないぞ！前にあげたんだから！



『やだ…』


御「あれ〜このみかんあげたの誰だっけ〜？」


『ぅ…』


御「(ニヤニヤ…)」




こいつ〜ムカつく〜！

んで…

あげちゃったわけですよw



御「サンキュ〜」


『ご飯は？』



周りを見ても野球部いないし…



御「食べた」


『早っw』



どんだけ早食いしたんだよ、吐くんじゃねぇーの？w



すると…



鳴「一也〜」


御「鳴！」



あれ、この人さっきすれちがった…

稲実のエースピッチャー…



鳴「あっ！さっきすれちがった子だ！」



私を指差し言うと…


ズイッ…



『っ⁉︎』



突然そいつの顔が近づいてきた

ち、近い…

逃げようにもベンチに座っていて逃げられない…



鳴「へぇ〜可愛い顔してんじゃん！…んぐ⁉︎」


『っ///』


御「っ！！」



な、なにを言ってんだこいつは！///


思わず持っていたみかんを口に突っ込んだ



あ、ちゃんと皮は向いてあるよ！



鳴「んな…ぁいむぅんだお！」
(なにすんだよ！)


御「はっはっは〜w」



やばい…顔が熱い……

帽子を深く深く被った



『…///』


鳴「(もぐもぐ…ゴクリ)顔隠すな！」



バサッ…と帽子を取られた

一度は抵抗した…が無念w

あっけなく取られてしまった…



『返せ！』


鳴「っ///や〜だね〜(今の上目遣いやばい///)」



上にあげられた帽子を取ろうとジャンプしたが取れず…

男のわりには背はそこまで大きくないのに…



原「なにやってんだ鳴」


鳴「あ、雅さん…」


原「監督が呼んでるぞ」


鳴「げっ…」



雅さんと言う人が鳴と言う人から私の帽子を返してくれた


鳴、強制退場w



鳴「まったね〜」←大きく手を振る


御「おう！」



2度と会いたくない！

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