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【…】
中也が何かを霊夢に投げた。
何かはナイフだった。
そして霊夢は…
『セーフ…』
とは言うものの、髪が少し切れたのを気にしていなかった。
『いきなり何よ』
中也は笑いながら答えた。
中也「いや、手前の実力が知りたかっただけだ。
今のは顔面を狙ったはずだが…
やっぱり手前、異能力者だろう?」
『…』
霊夢はその言葉にうつむいているだけだった。
霊夢の戸籍には異能力者とは書いていない。
実際、霊夢は異能力者ではない。が、
“お前は、博麗の自慢の巫女だ!”
なぜか、母の顔を思い出してしまう。
もう、“一生会えることの無い”母の顔を
中也「まぁ、今は手前の事はどうでもいい」
中也は霊夢の捕まった石柱からナイフをはずし、太宰に近づき太宰の鎖を切った。
太宰「?なにしてるんだい?」
中也「決着を着ける。今、ここで戦え」
太宰「…中也」
太宰は指を鳴らした。
すると、手錠が取れた。
中也「いつでも逃げ出せた訳か」
その光景を霊夢は黙って見ていた。
『(私はいつになったら解放されるの?)』
〜
太宰「霊夢ちゃん、ちょ〜っと待っててね…」
そう言うと、太宰はどこから取り出したであろう針金で手錠のピッキングをしていく…
太宰「よしできた!」
たった数十秒で全ての手錠を外し終えた。
無事解放された太宰と霊夢はコンピュータルームに行く途中で話していた。
『本当に大丈夫な訳?』
なぜか?
それは、太宰は黒サングラスを着けただけ。
霊夢は連行されているように手首を縄で縛られていたからだ。
太宰「安心しなって」
そうすると、目の前には黒服が
太宰がかけた言葉は…
太宰「やぁ!」
その言葉に対し、黒服は…
「?」
当然の反応だ。
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ZAP. - 雪見だいふくさん» て〜んきゅ〜 (12月7日 22時) (レス) id: 963d27cd00 (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - 関連作品にでてたよ!すご〜い。おめでと〜(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ (12月6日 23時) (レス) id: 9396b9a5ef (このIDを非表示/違反報告)
ZAP. - 雪見だいふくさん» いぇ〜い! (11月27日 22時) (レス) id: 963d27cd00 (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - おめでと〜ドンドンパフパフ~🎉 (11月27日 21時) (レス) id: 9396b9a5ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ZAP. | 作成日時:2023年11月7日 23時