“ヨコハマ”の素敵な巫女【文スト×東方】

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【…】

太宰「それでさ〜」
『へぇ…』

本殿の隣にある和風造りの建物、そこが霊夢の家だ。
少し開いた障子からは中の光が見えており、2人は魚の煮付けを食べていた。

太宰「ねぇ、私の話聞いてる？」
『…ごちそうさまでした』
太宰「無視しないで！」

太宰は霊夢の服を掴んだ。

『うるっさいわねー
通報するわよ？“太宰にセクハラされました”って』
太宰「それもやめて？」
『じゃあ早く食べて帰ってちょうだい』
太宰「は〜い」

太宰は魚の煮付けと白ご飯をガツガツ食い始めた。

太宰が食べ終わった頃＿

太宰「ふー、ごちそうさま！」
『はいはいどうも』

霊夢は太宰の皿を台所に持っていこうとした。

太宰「そう言えば霊夢ちゃん、“人食い虎”の噂は知ってるかい？」
『人食い虎？』

霊夢は太宰の話を聞くことにした。
要約すると、最近ヨコハマの方で巨大な白虎の目撃情報が多発しており、昨日は鶴見の辺りで目撃情報があったらしい。

『ここらであってもおかしくないわね…』
太宰「その時はよろしく！じゃあね！」

太宰はいつの間にか靴を履いて縁側から出ていった。

「また食べにくるよー！」と、いいながら

『(近所迷惑考えなさいよ…)』

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