茶漬け大好き少年と ハグしないと出られない部屋 ページ3
「……」
『……』
私達は、一枚の紙を通して無言で座っている
私の目の前に座り、顔を顰めているのは中島敦くん、武装探偵社の新人だ。
……どうしてこうなった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ん……？ぁ』
目が覚めると、見覚えのある真っ白い部屋に横たわっていた
くそ…2度目となると冷静な自分にさえ嫌悪感を感じる
んで、お相手は…って
『敦くん！？』
「…ぅん…？なんですAさ…え！？」
自分が異様な状況下に置かれているのを理解したのか
彼の顔からつぅ、と汗が流れる
『あ〜…とりあえずこの部屋の説明から入るね？』
「は、はい…」
それからこの部屋の構造、ルールなんかを説明してあげた
「なるほど…じゃあ僕達はお題を見つけないといけないんですね？」
『そうそう、敦くん飲み込み早くて助かるよ…』
さ、今日は何処にあるかな〜…
「……あ、えと…Aさん？」
『んー？どうしたの？』
振り返ると何故か顔を赤くした敦くんがいた
「すみません…僕、お題の紙をお尻で踏んでいた様で……はは」
『……ふ、ははは！敦くんやっぱり面白い子だね？』
敦くんのぽぽぽ、という効果音がつきそうなぐらい赤くなった顔が
真っ青に変わったのはお題の紙を見てからだった筈だ
『……？え、敦くーん？おーい…？』
返事は無い、本当にどうしたんだろうか
＿＿＿＿＿＿ﾊﾞｧﾝ!!
『！？』
「…」
次の瞬間、私達の間に裏返しで紙を置いた彼…敦くんが見えた気がする
…正直早過ぎて分からなかった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という訳だ(？)
急に床に紙を叩きつけるからすっごくビビったし…
「……Aさん」
『アハイ、ナンデショウ』
「僕……
出来ません！！こんなに恥ずかしいお題！！」
『………？？？』
敦くんは手をぱたぱたさせながら顔をまた赤らめた
そこから風が生まれ、床に置いてあった紙がはらりと宙を舞う
紙に書かれた言葉はこう。“2人で抱き合う…ハグをしてください”
『ハグ…え、敦くんハグが恥ずかしいの…？』
「だってAさん…すなわち女性とのハグですし……」
と顔を伏せながら説明する彼を見て少し可愛いと思ってしまった
……そうだ
『………ぎゅ』
「！？！？」
隙を付いて無理矢理数秒抱きつくと、扉の開く音が白い部屋に響いた
脱出出来たし私は嬉しいけど敦くんは違うらしい
「そういう事は勝手にやっちゃ駄目です！！」と説教を喰らった
有名な魔人さんと 好きと言わないと出られない部屋→←包帯無駄遣い装置と 数秒見つめ合わないと出られない部屋
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すしを(プロフ) - お気に入り100人！？こんなに伸びるなんて作成当初考えていませんでした…本当にありがとうございます！ (3月4日 20時) (
レス) @page14 id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - なめくじさん» リクエストありがとうございます！私もしたいです！！(変態) (2月21日 19時) (レス) id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
なめくじ - ドス君とDキスしたいです！お願いします！ (2月21日 12時) (レス) @page11 id: 14ee6c9b6d (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - 灯り火さん» リクエストありがとうございます！条野さんとポッキーゲームしたい人生でした…(？) (9月5日 9時) (レス) id: feb2dad17c (このIDを非表示/違反報告)
灯り火 - 条野さんとポッキーゲーム、お願いします！ (8月23日 20時) (レス) id: 6e740fec71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すしを x他1人 | 作成日時：2023年4月13日 17時
