包帯無駄遣い装置と 数秒見つめ合わないと出られない部屋 ページ2
「んん…お！これは良い目覚めだねぇ」
『良い目覚めって…只今此処に監 禁状態なんですけど』
色々散策したら分かったが、どうやらこの部屋はお題をクリアしないと出られないらしい。
そんなのも知らずに「良い目覚め」なんて言う彼に少しカチンときた
「だってそうだろう？此処への監 禁は私にとってご褒美の様な物だし
寝起きに君の顔を見れば元気が出ない男なんて居ないさ〜！」
『あーはいはい、お世辞は良いので早く帰りましょうねー』
本当に
と少し呆れた後、お題の紙を探す為立ち上がる
「言い忘れてたけど紙はもう私が持ってるよー？」
………馬鹿(シンプル悪口)
『早く言えやください…んで、お題なんですか』
「えぇと？」なんて手に持った紙を見直す太宰さん
嫌な予感がするのでとりあえず手汗を拭いた
「“数秒間見つめ合ってねー！！”だってさ
簡単そうなお題で良かったねー、私安心…」
『まぁそうですね…で、なんで貴方が安心してるんです』
「だって私がAちゃんに食い散らかされてしまうかもしれないだろう…！？」
自分から聞いといて申し訳ないけどフルシカトさせていただいた
「…シカトは慣れてるし良いや(え)
それじゃあ見つめ合おう！」
『はーい…』
って言っても数秒間ってどれらい？なんて質問をしようとしたが
彼からの視線に気付き口を閉じた。
……あんまり見てなかったけど太宰さんって結構端正な顔立ちをしてらっしゃる…？
決して面食いとかでは無いよ← だった面食いじゃ無い人も『あの人イケメンだなー』
ぐらいは考えてて可笑しくないし…！？(苦しい言い訳タイム)
なんて馬鹿な事を考えていたら がちゃ、と扉の開く無機質な音が響いた
「ん？もう終わってしまったのか…残念」
『私は解放されて爽快ですよ。本当に貴方って人は…』
少し嫌味を放ってから彼に続いて部屋を出る
今回は簡単で良かった…が、次のお題は一筋縄では行かないかも知れない
いや、まず次が来ない事を祈る
茶漬け大好き少年と ハグしないと出られない部屋→←Prologue
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すしを(プロフ) - お気に入り100人！？こんなに伸びるなんて作成当初考えていませんでした…本当にありがとうございます！ (3月4日 20時) (
レス) @page14 id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - なめくじさん» リクエストありがとうございます！私もしたいです！！(変態) (2月21日 19時) (レス) id: 83df5084ef (このIDを非表示/違反報告)
なめくじ - ドス君とDキスしたいです！お願いします！ (2月21日 12時) (レス) @page11 id: 14ee6c9b6d (このIDを非表示/違反報告)
すしを(プロフ) - 灯り火さん» リクエストありがとうございます！条野さんとポッキーゲームしたい人生でした…(？) (9月5日 9時) (レス) id: feb2dad17c (このIDを非表示/違反報告)
灯り火 - 条野さんとポッキーゲーム、お願いします！ (8月23日 20時) (レス) id: 6e740fec71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すしを x他1人 | 作成日時：2023年4月13日 17時
