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二章 一節 ページ14

_____者なんだ_____

_____るで殺人機械だ________

_______判らない

何故貴様な_______だ

あの人は______________


「……不味いね」

芥川先生のその一言が聞こえて俺は頷く

昨日より侵食が進んでいる

「……あれは、僕が鏡花ちゃんに言った台詞だ」

虎の青年……中島敦がそう言って宙に浮く文字列を見た

「でも……見えない」

「……これが、侵食か」

そう言って太宰が左腕に触れたのを俺は見逃さなかった

“「太宰の包帯の下に多分なんだけど侵食されてる痕があった。もしかして作品の影響か?」”

“「可能性はあります。でも……異例な事なんで全然判らなくって」”

「……あの、あれって侵食者ですか?」

そう言われて俺は前を向く

「ああ、そうだ」

「うん、僕なりにやってみるよ」

そう言って芥川先生が本を剣に変える

ああ……カッコいい!

芥川先生が剣を侵食者に向ける前に

黒い影が俺達の前に現れた

「ゲホゲホ……こんな所にも出ていたか」

「な……芥川!?」

「えええええ、芥川せんせ______じゃなくてこっちの芥川先生?」

振り返った芥川先生は

「なんだ……人虎と、太宰さん!」

太宰を見て少し瞳を輝かせる

嘘……凄く羨ましい!

あの芥川先生が二人なんて……死ねる

「芥川君か、丁度いい。この人達は私達の味方だよ。自己紹介」

「……太宰さんがそう言うならば」

そう言って此方を見る芥川先生

「お初にお目にかかる。僕の名は芥川龍之介……ポートマフィアの禍狗」

そう言って此方にお辞儀した

「へー、僕も芥川龍之介だよ」

「あ、芥川せ……さん!俺なんかにお辞儀しないでください!!勿体無いです!俺、太宰治って言います!」

そう言えば芥川さんはキョトンとする

「太宰……さんと僕?」

そう言って驚い方顔で俺を見る

うわああああ、美しい、やばいって、芥川先生が二人って此処天国だ〜!!

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杏奴(プロフ) - こちらの小説を初期から読んでいました。完結しているようですが、番外編として文スト×文アルの短編集を執筆していただけませんか? (2020年3月17日 12時) (レス) id: 528c02e07c (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 長音_chinon_さん» ありがとうございます! (2019年10月19日 11時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
長音_chinon_(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しかったです! (2019年10月18日 22時) (レス) id: a14d8293f8 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 歴史馬鹿さん» ありがとうございます! (2019年10月14日 17時) (レス) id: ca9d24e2f0 (このIDを非表示/違反報告)
歴史馬鹿 - リュカさん» ふふふふ新作おめでとう (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9576c83dfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年10月10日 11時

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