【文スト】 太宰さんに妹がいたらしいですよ？ part.2

５話だよ ページ6

鴎外「あ、後ね…」

貴方「…？」


私は、森さんの方を振り向く。


森さんは、クローゼットからゴソゴソと何かを探し始めた。


鴎外「あった！」

貴方「げっ…」

鴎外「太宰さんのために買ってきたんだよー！」


と、真っ赤なドレスを私に見せる。


鴎外「確か、太宰さんは今年で１８歳だよね？」

貴方「あ、はい」

鴎外「本当は、私の守備範囲は１２歳以下だけど、太宰さんは小さくて可愛いからＯＫなんだ」


お、おぅ…。


相変らず、森さんのロリコンっぷりはすごい…。


貴方「っていうか、 ” 小さい ” って、何ですか！！」


身長ですか！？胸ですか！？


どっちにしろ失礼に決まっている。


鴎外「そうだなぁ〜…。」


と、顎に人差し指を当てる。


鴎外「全部、かな？」

貴方「クソッ…、こんにゃろ…」(ボソッ)

鴎外「で、着てくれるかね？前みたいｎ…」

貴方「嫌です！！」

鴎外「えー、やっぱり、白が良かったー？」

貴方「どっちも嫌です！！」

鴎外「小さいって、云ったのが悪かったのかい？じゃぁ、可愛いからにしてｓ…」

貴方「 ” じゃぁ ” って、何ですか！」

鴎外「あ、まさか、一人で着れなi…」

貴方「着れますけど！？」

鴎外「じゃぁ、着ようか。」

貴方「嫌です！！」


貴方「絶対に、着ませんから！！」


「失礼します！」と、云って、勢い良くドアを閉める私。


その後から、中也さんが出てきた。


貴方「はぁ…、疲れた…」

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