検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:56,723 hit

38話だよ ページ45

貴方「ど、どうですか…///」


フリフリのやつではなく、大人っぽいドレスだった。

藍色で、大きなリボンが2つついている。


エリス「A、可愛い〜♪」

貴方「うぅッ…、ありがとぉ…」


と、私はまた、エリス嬢に抱きつく。


鴎外「2人とも、似合ってるよ〜」


森すんは、カメラを構えて、お花をたくさん飛ばしていた。


鴎外「じゃぁ、そこの椅子に座って〜♪」

貴方「あの、森す…、森さん、私18歳なんですけど…;」

鴎外「だから?」


「何か、問題でも?」と、「?」マークを浮かべる。


貴方「な、なんでも…、ないですッ!!」


「はやく、撮って下さい!」と、云う私に、森すんは「はいはい♪」と楽しそうに云った。


鴎外「はい、撮るよー。」




パシャッ




貴方「っはぁ…」


私、写真とか撮る時、息止めちゃうんだよねー;


エリス「撮れた?」

鴎外「うん。バッチリだよ。」

貴方「じゃぁ、私、着替えますね」


私はそう云って、着替えに行こうとした瞬間「待って」と、森すんに止められた。


鴎外「あと、1回。お願いできるかな…?」


森すんが、持っていたのはウエディングドレスだった。


貴方「は、初めて見た…」

鴎外「これは、太宰君のため、っ事で」

貴方「お兄ちゃんの…、ため…」


カアァァァッ、と顔が赤くなったのが、自分でも分かった。


貴方「お、お兄ちゃんの為ですからね!?///」


私は、ウエディングドレスを着る事にした。





貴方「ど、どう…ですか…?///」

鴎外「おぉ!似合うねぇ…」

エリス「ちゅーや、A可愛いね」

中也「あ、えっと…///」


中也さんは、少し力を抜いて…。


中也「はい…。凄く、綺麗です///」

貴方「ち、中也さんのバカ!///」


私がそう云うと、「ハァ!?」と中也さんは云った。


貴方「綺麗とか、好きな人に云ってよ!!///」


思わず、ドキッってなっちゃったじゃんか!///


鴎外「はい、花束」

貴方「あ、ありがとうございますって…、」


「どんだけ、準備良いんですか!」と、突っ込む私。


鴎外「Aさん、そこ突っ込んだら、駄作者泣いちゃうよ」 ←


いや、それ云っちゃ、ダメでしょ…;


鴎外「2枚撮ろうか。」

貴方「2枚!?なんで!?」


「だって、太宰さん似会うから…」と、云う森すん。


貴方「は、はやく、してくださいね…?////」

鴎外「はーいw」





パシャッ





この日、私は始めてウエディングドレスを着た。

39話だよ→←37話だよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:文スト , 太宰治 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

☆ワンワオ☆(プロフ) - レオさん» コメントありがとうございます!!更新頑張るね! 実は、あの絵友達が描いたものでww 私は、絵は上手くないですよ?ww (2017年4月7日 7時) (レス) id: 72239648d0 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 面白いです!いつも読んでます!!更新頑張れっ!!!ところでなのですが、この夢主ちゃんの絵のデジタルverを画像検索の時に見つけたのですが、あれってもしや作者様が!?アナログもデジタルも上手いなんて……すごすぎる………! (2017年4月7日 5時) (レス) id: fffe95e2c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:☆ワンワオ☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/wanwao/  
作成日時:2017年1月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。