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4話だよ ページ5

大きなドア(?)にノックをする中也さん。


中也「領主、失礼します。」


と、云って中也さんは、中へ入る。

私は、黙ってその後ろを着いて行く。


中也「太宰Aを連れてきました。」


中也さんがそう云うと、あの人はこっちを振り向いた。


?「やぁ、久しぶりだね。太宰さん」

貴方「お久しぶりです。森さん」


ポートマフィア領主、森 林太郎。

またの名は…、


ー 森 鴎外 −


鴎外「相変らず、冷たいねぇ〜」

貴方「そうですか?私は、普通なんですけど。」

鴎外「そうかな?中也君と話てる時は、楽しそうなんだけど?」

鴎外「まさか、


ー わざと、してるのかな? − 」


と、キリッと私を見た。


貴方「そんなわけ、ないですよ。」


と、笑う私。

だけど、眼は笑ってない。


鴎外「で、話なんだけどねぇ〜…」





鴎外「 ー ポートマフィアに戻る気はないかね? − 」





貴方「ッ…!」

中也「ッ…!」


まさか、だとは思った。

 だけど、こんな直球で来るなんて…。


鴎外「実は、困ってるんだよ、皆、一生懸命なのはいいけど…、頭を使わないからさ…」

貴方「ッ…」

鴎外「太宰さんみたいな人が欲しかったんだ。どうだね?」

貴方「ふふふっ、それは、いいですね。」

鴎外「なら…」


貴方「だが、断るッ!!」


貴方「この、太宰Aの最も好きな事のひとつは、」

貴方「自分で強いと思った人に ” NO ”と断る事d…」


急に、中也さんが私の口を手で塞いだ。


中也「バカ!名言泥棒すんな!!」


と、小声で云う中也さん。


貴方「んごご!!」(苦しい!!)


中也さんは、「はぁ…」とため息をして、私を放してくれた。


貴方「( もうちょっと、だったのに… )」

鴎外「そうか…。でも、いつでも良いんだよ?私は待ってるよ」(ニコッ)


と、云ってニコッと笑う。


貴方「そうですか。」


私は、「それでは、失礼します。」と云って、ドアに手を掛けた。

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☆ワンワオ☆(プロフ) - レオさん» コメントありがとうございます!!更新頑張るね! 実は、あの絵友達が描いたものでww 私は、絵は上手くないですよ?ww (2017年4月7日 7時) (レス) id: 72239648d0 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 面白いです!いつも読んでます!!更新頑張れっ!!!ところでなのですが、この夢主ちゃんの絵のデジタルverを画像検索の時に見つけたのですが、あれってもしや作者様が!?アナログもデジタルも上手いなんて……すごすぎる………! (2017年4月7日 5時) (レス) id: fffe95e2c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆ワンワオ☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/wanwao/  
作成日時:2017年1月29日 1時

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