決戦の日 ページ42
ユリム視点
とうとうこの日が来てしまった。
今日、私は行事なので久しぶりに教師として講堂に集まっていた。
「カルエゴ先生、こうしているとやはり...安心しますね。」
カルエゴ「そうか。」
「はい、ここが私の定位置です。離れるたびに再確認しますね。」
やっぱり、この制服と位置がしっくりくるというか...。
私が安心感に浸っていると、肘でトントンとつつかれた。
カルエゴ「おい、そろそろ始まるぞ。」
「はい、すみません。」
そうだ、今日は決戦の日。現生徒会の顧問として、気を引き締めなければ！
生徒たち「アレフ！ベト！ギメル！...！」
ダンダンダン!!と足を踏み鳴らし、
バラキ「我らが主を決す!!
ついに戦いが始まる。
バラキ「双方のアピールの後、投票にうつります！制限時間は3分。先攻は...
ロノウェ・ロミエール!!」
ロミエール「僕から君たちに提案するものはズバリ、愉楽だ。
学園を楽園にしようではないか！
学生の本分は、学びを楽しむことだ！
ロノウェが目指すは遊園地!!
夢物語だ、理想だと言われても僕はめげない！
この生涯でめげたことがない。
″つまらない″は最も無価値!!
苦しみを誇るな！楽しみを崇めろ!!
さぁ僕と！理想の楽園、
目指して遊ぼうじゃないか!!
セイマイネーム!?」
生徒たち「ロノウェーーーー!!!」
声援「ロノウェ！」「ロノウェ！」「ロノウェ！」
続く
どうも！作者です！
乙女モードはもう少しですが、楽しみましょう！
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作者名：月見里 市ゆり | 作成日時：2020年3月28日 9時
