そっちは任せましたっ。 ページ41
ユリム視点、その頃
「うっ...はぁっ....はぁ...。」
なっ何??...これっ！
今私は誰もいないところに倒れています。
中庭からはそんなに遠くない林(?)来てしまったようです。なんとなく、原因が浮かんで来たのでカルエゴ先生に伝えましたが、余り喋れないと思ってキーワードだけを伝えました。
犯人は魔具研究師団のアミィ・キリヲ
多分ですが、『鉄の防壁』と言いました。
一人で、彼らしくない笑顔を浮かべていた情景が頭に浮かんだので。
ギリィ
歯を噛むのに力が入る。
こうしていないと自分を押さえられない。
グシャッとそこら辺の雑草をむしる。
不味い。
これは絶対悪周期の前兆。
こんなに急にくるなんて...。
ストレスはそんなにたまっていなかったはず。
体の中から何かが溢れてくる。
いや、
渦巻いている。
間違いなく、私はもうすぐ悪周期になる。
今、暴れてしまえば師団披露がめちゃくちゃに...。
そんな事にはさせません。
私はこの何かに飲まれてしまうだろう。
だが
これを私の中だけに納めれば...
私が死ぬだけで済む。
どうか先生方、ララリちゃん、師団披露を守って下さい!!
鋭いララリちゃんはカルエゴ先生のところに向かっているだろう。
私がいなくても大丈夫だ。
私はこれにできるだけ耐えていよう。
そっちは任せましたっ。
続く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月見里 市ゆり - 返信遅れて、すみません！(汗)ありがとうございます！(*´ω｀*)ララリちゃん、思い付きなんですよ。こういう悪魔いたら良いなぁ、って思ったのですぐ入れました(笑)。 (2020年5月26日 7時) (
レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
さゆゆ☆ - ユリム先生かっこいい！ララリちゃんも私好きです (2020年2月11日 8時) (レス) id: ac463600dc (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - ありがとうございます！！そう言われると、照れますね！///自分で打っていて笑います！ (2020年2月9日 22時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
さゆゆ☆ - カルエゴ先生やばっ！超面白いですね！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: ac463600dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月見里 市ゆり | 作成日時：2020年2月2日 10時
