【募集企画】文豪学園は今日も賑やか【文スト】

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−秋葉side−

「ああああ、どうしよう…」

僕はミスをした。とても、初歩的なミスを。
誰もが一度は経験したことのあるであろうことだ。
そう、それは。

「鏡花ちゃん、どうしよう…僕、宿題やってない！」

「頑張って」

「頑張ってって何を〜……」

「今すぐやる」

「あの量を!?」

「ちゃんと先生に言う」

「…うう…それしか、ないんだよね…」

そんな会話を繰り返していると。

「ねえ」

また別の声が聞こえた。
綺麗で可愛い、今朝聞いたばかりの声。

「えっ……銀ちゃん!?え、っと、何か用かな？」

「宿題。私の…見る？」

「えっ、いいの!?じゃあお願いします！」

どっちかと言うと、僕は銀ちゃんに宿題を見せてもらったことに対して喜んでいるのではない。
銀ちゃんが、自ら僕に話しかけてきてくれたことに対して喜んでいるのである。

「なんかあそこ、ほんわかしていますわね…」

「楽しそうで何よりだと思います！」

どこからか、僕たちの方を見ている人たちがいるようだ。
ふんわりしたこの空気が、僕は結構好きだったりする。

――――
佳乃です
銀ちゃんの口調が分からない…でも書きたい…好きだから…
次は魅音さん、よろしくお願いします！

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