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愛しい人よ ページ3

「おい青鯖!まだかよ!」

「煩いなぁ!何もやらない君に言われたくないよ!」

ポートマフィアのパソコン室のような部屋の中で、中原中也と太宰治は口喧嘩をしていた。

鏡助が居なくなってから直ぐ、太宰の判断でポートマフィアに向かうことにした。
中也がいる為、他の人間に襲われることもないし武装探偵社より安全だ、とのこと。

「チッ、鏡助…!」

中也は太宰の調べるパソコン画面を見て心配そうに眉を下げる。
その姿に、太宰は何となくイラッとした。

「君さぁ…、私だって鏡助のこと大切なんだよ。君よりずーっと仲良かった。

なんかムカつくんだよ。禿(チビ)の癖に出しゃばらないで呉たまえ」

「はぁ!?」

太宰の煽りに中也は思いっきり乗ってしまう。
それでも太宰は無視し、画面を眺めた。

さっきから調べているのは【虎の牙】の監視カメラ映像。
ポートマフィアに帰ってくるついでにデータを抜いてきたのだ。

「…丁度入れ違いだったようだよ。
鏡助が拐われて(みつかって)から数分もしないうちに私達が出てきている。

つまり、あの短時間で私達の目から逃れるほど素早い人間だ。」

「其奴は見えたのか?」

「バッチリ。カメラに映ってるよ。」

覗き込んでくる中也に、太宰はにっこり笑って答えた。
そして少し怒りの篭もった声で、










煽り(ピース)付きでね」

いやらしい→←拘束



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都花 - 『いやらしい』→ご馳走様ですッッ!! (2020年9月3日 22時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
汐海(プロフ) - いつまでも、待ってます (2019年3月18日 21時) (レス) id: b0ce010f61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鶴喰 蛍 | 作成日時:2019年1月12日 17時

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