検索窓
今日:5 hit、昨日:6 hit、合計:7,938 hit

拘束 ページ2

「だって実希人、すぐ逃げるだろ?だから縛った☆」←

「当たり前みたいに云わないでくれます?」←

何時も通り彼とは息が合わない。

相棒だった時だって、戦闘の時はよかったものの私生活まで共にした朔太郎にはペースを崩されるばかりだった。

しかも潔癖症である鏡助にベタベタと素手で触ってくる。

それが一番鏡助には耐えられないことだった。朔太郎に悪気がないのは分かっているが、苛つくものは苛つくのだ。

「早く離してください。
縛る時も貴方に触られていたと考えると寒気がします」←

「酷くね?」←

サラッと毒を吐く鏡助に、朔太郎は少し傷つく。だがこれも相棒だった時は日常茶飯事だ。

「…Please make sure to spread it.」
(ふざけるのも大概にしてください。)

「Wow.Afraid scary.
Don't say such a thing.」
(わお。怖い怖い。
そんなこと云わないでよ)

米国語のほうが話しやすいと思ったのか、鏡助はいきなり米国語を話し始める。それに朔太郎は対応した。

「I love you.
Is it good to be together?」
(僕は君が大好きなんだよ。
一緒にいるくらいいいでしょう?)



「I'm sorry.」
(嫌です。)



「Oh…」
(おう…)

愛しい人よ→←懐かしき相棒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

都花 - 『いやらしい』→ご馳走様ですッッ!! (2020年9月3日 22時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
汐海(プロフ) - いつまでも、待ってます (2019年3月18日 21時) (レス) id: b0ce010f61 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鶴喰 蛍 | 作成日時:2019年1月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。