【たえまなく過去へ押し戻されながら】 ページ7
……
風鈴side
今日は、いつもよりイライラした国木田さんコールで起きて探偵社へ出社した僕。
そして……
今日、イライラピリピリしているのは国木田さんだけではなく、探偵社もだった。
国木田「おい、朝刊見たか!」
太宰「
___ｻﾞﾜｯ
つられるように、社員の皆さんの見るテレビへと、目を向ける。
(あぁ、そうか…今日は)
『事件現場です!ご覧下さい
７階建ての建物が一夜にして消滅してしまいました!』
「…………」(あの日なんですね。すべてはあの子の仕業でしたね。)
『一部情報では、消滅した建物はポートマフィアのフロント企業が入っており、構成員の事務所として使われていたとの情報もあります。
市警では、敵対組織による襲撃の可能性もあると見て軍警に協力を要請しつつ____』
国木田「『メッセージ』とは此れか(ｸｼｬ」
「……イライラしたからと言って、物に当たっては駄目ですよ、国木田さん」
国木田「…ｯ」
「悔しいのは僕ら皆同じですから。
ですから、今は……(ﾁﾗｯ」
谷崎さんの方をみやる。その手に握られているのは、馴染みのある
谷崎「やはり寮にも賢治君は居ません」
「今は……すべき事をする。それがこの状況を打開する、一番の最善策だと思います。
いつも、貴方が云っていることでしょう…国木田さん。」
国木田「…………｣
もちろんあの後、こんな事にならないために、彼……賢治くんを追い掛けて、助けることも可能だったのかもしれない。
けれど、彼女は探偵社の一員であろうが、本来はこの世界に存在しているはずもない人物で、『
太宰「逆らう探偵社も用済みのマフィアも凡て消す か」
「…………」(流石は根性の腐った金持ちーズですね。)
だからこそ。本来いるはずのない僕が、この世界にいる人達の運命を変えてしまわぬように、ただ、見届けなければならない。
国木田「これ以上単独で動くな。敦と組んで賢治を探せ!
太宰は俺と会議室に来い社長会議だ!」
会議室に入る直前、彼……国木田さんは、再び振り向きこう云い放つ。
国木田「敵と接触しても戦わず逃げろ!」
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カナ - いつも読んでます! お誕生日おめでとうございます!! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 黒忌さん» 連打……したんですね(真顔)←ありがとうございます。これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。←番外編のリクエスト来ないので良かったらしてくれてm((おっと誰か来たようだ (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 玉兎白さん» ありがとうございます。今日ですよー(笑） (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒忌(プロフ) - 今日がお誕生日でいらっしゃるのですか！？お誕生日おめでとうございます！いつもこの作品を楽しんで読ませてもらってお世話になってます！(ちなみに一番最初から)一番右の星を連打したいのに出来ませんでしt((殴 (2016年12月10日 20時) (レス) id: 7f6a350688 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎白(プロフ) - 星の連打ができません。何故だ((面白いです!お誕生日って今日なんですか?おめでとうございます!!今日じゃなかったとしても!! (2016年12月10日 18時) (レス) id: 2c2ad093e4 (このIDを非表示/違反報告)
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