〃 ページ31
……
ニコニコと意味ありげな笑顔を浮かべたまま、彼は私に問う。
太宰「そうかい。 ところで……
君、名前は?」
「………、」
そういえば、まだ言ってなかったね←
いや?だって、聞かれなかったし←
ちょっと間を置いて、その問いに答えた。
「……
湊 倫生、ですけど。」
_______
風鈴side
太宰「では、倫生ちゃん
君は本当に風鈴ちゃんの親友なのかい?」
「…ぇ?」
彼は、何を云っているのだろう。
「?太宰さん、何を云っているのですか…先ほど云ったように、彼女は、正真正銘僕の___」
乱歩「…風鈴ちゃん。
……良いから。見てなよ」
思わず、口を挟もうとすると、乱歩さんが制した。
「、私は………」
太宰「さっき、風鈴ちゃんに『親友だ』と云われても反応が遅れていたね。あれは何故かな？」
「……こう見えて、自己嫌悪が強い
太宰「なるほどね……。
でも、君は国木田君……彼の、考えていることをいとも簡単に当ててしまった。当たることが当たり前な様な素振りから見て……それは君の、特技か何かかい?自然に身に付いた能力かい？
……例えば以前に、他人の心理を確実に読まなければならない環境にいたとかそうゆう理由で、ね?」
「………」
太宰「…沈黙は肯定、ととって構わないかな？」
「……いいえ。少なくとも、貴方が考えている様な黒い環境にはいませんでした。」
太宰「あくまでも…探偵社の敵では無いと主張するんだね。
然しね…君が此処に、この探偵社に来るまでの経緯は余りにも不自然すぎるのだよ。
その服装、所持していた小型ナイフ…身なりは確実にポートマフィアの構成員だ。然しながら…君は、社長を助けた。
それでも充分疑うに足りる条件が揃っている…なのに、
それに加えて…どうも、君には人並みではない観察力と考察力があると……私は感じるよ。
そんな不自然で怪しげな君を、私達は警戒せざるをえないのだよ。
例え……社員の親友と云えども、ね？」
ちらりと、僕の方を見て云った彼。
確かに、太宰さんの言い分も間違ってはいない
……だけど
「…信じてくれても、いいじゃないですか。」
小さく呟いた声は、聞こえたのか否か。
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カナ - いつも読んでます! お誕生日おめでとうございます!! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 黒忌さん» 連打……したんですね(真顔)←ありがとうございます。これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。←番外編のリクエスト来ないので良かったらしてくれてm((おっと誰か来たようだ (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 玉兎白さん» ありがとうございます。今日ですよー(笑） (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒忌(プロフ) - 今日がお誕生日でいらっしゃるのですか！？お誕生日おめでとうございます！いつもこの作品を楽しんで読ませてもらってお世話になってます！(ちなみに一番最初から)一番右の星を連打したいのに出来ませんでしt((殴 (2016年12月10日 20時) (レス) id: 7f6a350688 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎白(プロフ) - 星の連打ができません。何故だ((面白いです!お誕生日って今日なんですか?おめでとうございます!!今日じゃなかったとしても!! (2016年12月10日 18時) (レス) id: 2c2ad093e4 (このIDを非表示/違反報告)
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