〃 ページ22
……
「……あ、えっと。攻撃するつもりはありませんから、本当に」
そう云いながら、ポケットにはいっていた折りたたみ式ナイフを捨てる。
とりあえず、 誤解を解くことが先決だ。
福沢「…………」
どうしよう、視線が痛い←
た、多分、こちらが攻撃しなければ大丈夫だと思うんだ。多分。
_____ﾕﾗｯ…
…え?
何か今動い、て…!?
「…………!!」
…その時、気づいた。
福沢さんの背後で
福沢さんは、こちらに気をとられて後ろに気づいていない。
___
「あの!!後ろ!!」
福沢「……!!」
相手は、ナイフを持ったまま、再び福沢さんへと襲いかかる。
駄目だ、気づくのが遅すぎた……!!
____ﾄﾞﾝｯ
「……ｯ!!」
福沢「……っ!?」
私は、福沢さんを突き飛ばしていた。
そして、先ほど捨てた折りたたみ式ナイフを素早くつかんだ私は……
「うｯ……
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあｯｯ!!((」
勢いのまま、突進した。
福沢「……!!」
私は、刃物で人を攻撃したことなんかない。
だからこそ、抵抗はあったが。
私がこの場にいたせいで、彼は…福沢さんは、襲われた。“私”のせいで、だ。
……だから。
______ﾄﾞｯｯ!!
「……ｯ!!」
私が、
･
･
「ｲ゛ｯ…………」
落とし前をつけてやる、なんて。
そんなカッコイイこと私も云えるなら云ってみたかっただけなんだよな←
そのまま突進したらナイフで切られるとか。
考えナシだったよ、ホントに……阿呆か私は？あぁ、阿呆か(確信)←
そして、先ほど切られたことにより、私にはほんの一瞬、隙が出来てしまうわけで。
ナイフが、刃物が、掲げられる。
その反動からか、先程切られた時に付いた鮮血が飛び散る。
切っ先が、私へと近づいてくる。
目の前のもの、全てが、スローモーションに見えた。
『………』(…あぁ、終わった、な)
私は、目を瞑った_____
_______ﾄﾞｯｯ!!
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カナ - いつも読んでます! お誕生日おめでとうございます!! (2016年12月10日 23時) (
レス) id: 4007a8bca9 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 黒忌さん» 連打……したんですね(真顔)←ありがとうございます。これからも楽しんでいただけるよう頑張ります。←番外編のリクエスト来ないので良かったらしてくれてm((おっと誰か来たようだ (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 玉兎白さん» ありがとうございます。今日ですよー(笑） (2016年12月10日 20時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒忌(プロフ) - 今日がお誕生日でいらっしゃるのですか！？お誕生日おめでとうございます！いつもこの作品を楽しんで読ませてもらってお世話になってます！(ちなみに一番最初から)一番右の星を連打したいのに出来ませんでしt((殴 (2016年12月10日 20時) (レス) id: 7f6a350688 (このIDを非表示/違反報告)
玉兎白(プロフ) - 星の連打ができません。何故だ((面白いです!お誕生日って今日なんですか?おめでとうございます!!今日じゃなかったとしても!! (2016年12月10日 18時) (レス) id: 2c2ad093e4 (このIDを非表示/違反報告)
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