〃＊谷崎side ページ42
……
谷崎side
谷崎「……ただ今戻りま……」
「「「……」」」
調査から戻り、社内に入るやいなや思わず口を噤んだ。何故なら……
「「「……」」」
とても明るい雰囲気じゃなかったからだ。
国木田「風鈴が、帰ってきた。今すぐ探偵社に来るように」
国木田さんから、連絡が入ったのは、敦くんが帰ってから数日経った頃だった。
彼女が帰ってきた。逸る気持ちを抑え、ナオミと、探偵社に駆けつけると……
谷崎「えｯ……意識不明……?」
ナオミ「そんなｯ……」
ボク達が望んでいたような雰囲気ではなかった…
所々に、包帯が巻かれ、頬にはガーゼが貼られ
そして、苦しそうな表情をしている彼女の姿が忘れられない……
誰よりも、仲間を大切にし、一番に、敦くんを助けようと探偵社を出て行った彼女。
その時、国木田さんや、乱歩さんに怒っていたのには驚いた。
あんなはっきりと感情を見せた彼女の姿を見たのは初めてだった。
それと同時に考えたことがある。
彼女が…風鈴ちゃんが、何時も無表情な理由を……
正直、彼女は嬉しいとか、悲しいという感情は彼女の表情を見ていても、判らないことが多かった。
初めて彼女と初めて出会った時の第一印象は、『読めない子』だった。
普段、探偵社内でも…
「あ゛?誰が猿ですって??」
あの乱歩さんに、負けずに言い返したり
国木田「おい、風鈴！起きろ!!」
「うるさいです、ガミガミ眼鏡」
勿論、国木田さんや
太宰「風鈴ちゃーん
聞い給えよ〜また国木田君が……」
「……全部、太宰さんの自業自得でしょう」
太宰さんにだって物怖じしない不思議な子だった…
少し過去をふりかえっていると
太宰「あっ、今日は君の当番だよ、ちゃんと、話しかけて上げてね」
谷崎「あぁ、……はい。」
彼女が良く話している人の一人でもある、太宰さんが、ボクに声を掛けた。
彼が言う当番とは……
眠っている彼女……風鈴ちゃんの、様子を見ることである。
因みに、提案したのは与謝野先生だ。
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ユキ(プロフ) - 部活の後輩さん» コメントありがとうございます！是非読んでみてください。(´∀｀*) (2018年3月13日 0時) (
レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
部活の後輩 - 初めて2次創作のトリップ物の小説を読みましたが、読みやすく、面白かったです。他の物も読んでみようと思います！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: fed3a9ed93 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» マ、マジスカ…こんなヤツガレが………(光に帰る) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 羽龍さん» 私でよければ。よろしくお願いします！ (2016年5月15日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» はい！……あの、迷惑でなければヤツガレと友だt((…いえ、お互い頑張りましょう！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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