〃 ページ35
……
「……ｯ、」ﾖﾛｯ…
マフィア本部を出た後、一旦太宰さんと別れた。その時、
「探偵社を抜けるなんて云わないでよ?」
と、別れ際に釘を刺されて。
……はぁ、太宰さんは探偵社の皆が怒ってないと言っていましたが……
「……ﾊｧ」(悩みの種は尽きないですよ…)
___本当は、怖いんです。本当の自分を見られるのが。
探偵社の皆さんの前では、少しずつ感情が出せていた
ですが…また…また、あの頃みたいに
……僕は、自身の感情を表に出すことで、相手に伝わるのかどうか、何度か試したことがある。
けれども、結果は…どれも残念なものでした。
何も変わらなかったのです。何が変わらないか…それは僕の表情
自分では思ったことを表情に出しているつもり
でも、ただただ、僕の表情は変わることは無かった。
また、伝えたい感情がきちんと表情や言葉に現れなかったら…？
僕は…気味悪がられて嫌われる？
___僕は、臆病者だ。
モヤモヤと考えながらのらりくらりと歩いていたらいつの間にか、寮についていたらしい。
重い足取りで、階段を上り…部屋の前まで行き……やっとの思いで鍵を開けた。
「……」ｶﾞﾁｬｯ…
_その瞬間
____ｽﾞｷｯ…!!
「ｳ、ｸﾞｯｱ゛ｯ……!」
我慢していた痛みが、僕の体を支配し始めた
今までの何百倍もの激しい痛みが、僕を襲った。
それと同時に、辛うじて僕を支えていた、立たせていた力が……一気に……抜けた。
どんどんと視界が狭く暗くなっていく。
(ははっ……今更……ですか。どんだけ……鈍いんですか、ね……痛い…寂しい、苦しい………このまま、さよなら…ですかね)
「……あぁ゛ｯ……、これ、は…マズイで……す……ね」
殆ど声にすらならない声で、呟いたのを最後に
____ﾄﾞｻｯ
僕の意識は……闇のなかに引き摺り込まれたのだった……
__________________________
《その頃の探偵社》
敦「あ、く、国木田さん！風鈴ちゃん!!風鈴ちゃんは大丈夫なんですか？」
国木田「な、ふ、風鈴だと？…まさかあそこにいたのか!!」
敦「え？帰ってきて…ないんですか？」(嘘だ、風鈴ちゃん何処に…)
国木田(何故、敦と共に帰らなかったんだ…何処にいったとゆうんだ…。頼む…無事で帰って来い)
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ユキ(プロフ) - 部活の後輩さん» コメントありがとうございます！是非読んでみてください。(´∀｀*) (2018年3月13日 0時) (
レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
部活の後輩 - 初めて2次創作のトリップ物の小説を読みましたが、読みやすく、面白かったです。他の物も読んでみようと思います！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: fed3a9ed93 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» マ、マジスカ…こんなヤツガレが………(光に帰る) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 羽龍さん» 私でよければ。よろしくお願いします！ (2016年5月15日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» はい！……あの、迷惑でなければヤツガレと友だt((…いえ、お互い頑張りましょう！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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