〃 ページ32
……
「…ふ…ゃん、風鈴ちゃん……」
「……」(誰か…僕を呼んでる？)
太宰「風鈴ちゃんｯ!」
「……はっ、
太宰…さん…？」
いけない。僕とした事が、こんな状況の中で少しの間、眠ってしまったらしい。
中原さんの攻撃もあって、節々が異常なまでに痛む…もう、24時間は経っていることは確かだろう。
(…ですが、心配はかけられません。あくまでもいつもどうりにしなくては)
太宰「…」(まったく…)
___ﾊﾟｼｯ
…と、太宰さんが、腕を容赦なく掴んだ。
「ｲ゛…ｯ!?な、何ですか？…」
太宰「…やっぱり、無理してるだろうと思った…」
しまった……早々にバレてしまいました
「あ……いや、そのこれは…僕の急所で……」
太宰「私に嘘をついても、無駄だという事…君も、判っているだろう?」
「……はぁ」(やっぱり、ダメですか)
太宰「ごめん……」
未だ、ズキズキする頬に、自分とは違う包帯だらけの大きな手がソッと触れた。
太宰「……君が、ここにくるなんて……本当に、予想外で……」
__何度も何度も。大切なものを扱うかのように、壊れ物を扱うかのように……僕の頬を撫でた。
「……心配しないでください。僕なら大丈夫です」
撫でていた手に、僕のボロボロになっている手を添え、彼の目をしっかりと見つめた。
「……僕は、あなたを助けに来た訳じゃない
僕の守るべき人を
迎えにきた____
それだけですから。」
太宰「…!ｯ、
莫迦…莫迦だよ君はｯ…
___否…
「……殴りますよ…」
太宰「あぁっ…是非ともそうしてくれると有難い…ｯ」
「……では」
____ﾎﾟﾝｯ
太宰「…?え」
「……(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
これで……勘弁してやります」
太宰「…ｯ、私には、ただ撫でてるようにしか感じないな」
「気の所為ですよ……多分」
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ユキ(プロフ) - 部活の後輩さん» コメントありがとうございます！是非読んでみてください。(´∀｀*) (2018年3月13日 0時) (
レス) id: de1da99f45 (このIDを非表示/違反報告)
部活の後輩 - 初めて2次創作のトリップ物の小説を読みましたが、読みやすく、面白かったです。他の物も読んでみようと思います！ (2018年3月12日 19時) (レス) id: fed3a9ed93 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» マ、マジスカ…こんなヤツガレが………(光に帰る) (2016年5月15日 23時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 羽龍さん» 私でよければ。よろしくお願いします！ (2016年5月15日 23時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
羽龍 - ユキさん» はい！……あの、迷惑でなければヤツガレと友だt((…いえ、お互い頑張りましょう！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 50a5462bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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