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×××53. ページ3

太宰「むぅ


流石 組合の異能者

驚異的な頑丈さだ」




中原「踏むな!」




「もうっ、今はそんなことをして遊んでる暇はありませんよ!」




中原「如何みたら遊んでるように見えんだよ手前はっ?!」









ふっ飛ばされた中也さんのとこに駆けつけると、太宰さんが既にそこにいた



そして何故か倒れる中也さんの頭に足を乗っけていたのだった




太宰さんに、「AちゃんはQを守ってて」と云われ、大人しく下がっているあたし。









中原「来るぞ如何する?」




太宰「ふっ如何するも何も



私の異能無効化ならあんな攻撃



小指の先で撃退」パァン





中原「太宰ィ?!」









あたしのところまでふっ飛ばされた太宰さんは深手の様子



治してあげたいけど、太宰さんが目で何かを訴えてくるから動けない



まあ、どちらにせよ異能は使えない







とりあえず、話をまとめるとラヴクラフトさんのあれは異能じゃないらしい


それなら何なのだと尋ねたくもなるが、とりあえず化物であることは変わりはない









中原「愉快な冗談だなァ オイ


異能じゃねぇならありゃ何だ?」




太宰「仕方ない


懐かしの遣り方でいこう




作戦暗号『恥と蟇蛙』は?」




中原「はァ?



ここは『櫺子の外に雨』か『造花の嘘』だろうが」




太宰「中也


私の作戦立案が間違ってた事は?」





中原「チッ…糞…!


人遣いの荒い奴だぜ!」









ほら、やっぱり。




仲がよろしいじゃないですか


流石は双黒と呼ばれていただけはある






何せどちらの顔も輝いてること。



気づいた頃には中也さんがラヴクラフトさんの躰を重力操作で地面にへばりつけていた









「お疲れ様です、中也さん、太宰さん」





太宰「御見事


ありがとうAちゃん」




中原「ったく…


人を牧羊犬みてぇに顎で使いやがって」




太宰「牧羊犬が居たら使うのだけど


居ないから中也で代用するしかなくてね」




中原「手前…


手前は性根の腐敗が全身に回って死ね!」




太宰「中也は帽子に意識を乗っ取られて死ねば?」




「それは無理な気が…」








この二人の会話が面白いこと


失礼だが笑ってしまう







♯、






もう少しで新作をのっけるので

よろしければそちらの方もご覧ください!




♯.凸凹コンビ 仲裁役係【文豪ストレイドッグス】

×××54.→←×××52.



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鬱偽(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2016年12月4日 23時) (レス) id: 72bb13e9f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 | 作成日時:2016年10月13日 23時

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