私、今から横浜行くわ_2【文豪ストレイドッグス×SERVAMP】

喜ぶだけ？ ページ19

中也「そんな脅しに日和るほど、マフィアは温くねえ、手前は死ぬ。 死 、 刑だ。」

太宰「だろうね。けどそれは幹部会の決定事項だ。
決定より前に私を勝手に私刑にかけたら独断行動で背信問題になる。

罷免か、最悪処 、刑だ。」

中也「そして…これが諸々のしがらみを振り切って、形振り構わず手前を殺したとしても……

手前は死ねて喜ぶだけ？」

と中也さんが聞くと太宰さんはニコッと笑った。

答えはそうらしい

太宰「ってことで、やりたきゃどうぞ？」

と言うと中也さんはふるふる震えた

そして、太宰さんは挑発するように早く。といった

私からも聞こえるくらいギリギリと歯ぎしりが聞こえる

そして追い討ちの様に太宰さんの声が聞こえる。私だったら泣いてる

からん。

太宰「なんだやめるの？

"私の所為で、組織に追われる中也"ってのも素敵だったのに。」

中也「く…そ…

真逆……ってことは…二番目の目的は"俺に今の最悪な選択をさせること？"」

太宰「そ」

中也「俺が嫌がらせをしに来たんじゃなく…


実は手前こそが嫌がらせをする為に俺を待ってたってことか？」

太宰「久しぶりの再会なんだ。

この位の仕込みは当然だよ。」

中也「……しなす…こいつはぜったいにしなす…」

『…ち、中也さん…気を確かに』

太宰「おっと。倒れる前にもうひと仕事だ。

鎖を壊したのは君だ。私がこのまま逃げたら

君が逃亡幇助の疑いをかけられるよ？」

幇助…そう。逃亡の手助け…

一本取られました。

敵わない…→←五大幹部会

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す