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be with you *31 ページ7

町の中では、基本的に何事もなく任務を遂行することができた。




…任務というより、ただ箸を買い、ただ町をしばらくぶらついただけ。←


なんというか、笑うしかない…。
これが授業であっていいものか。

しかも、箸買っちゃったけどよくよく考えれば学園には食堂に普通に箸はある。
マイ箸にするてのもなんか←

きり丸がこれを聞いたら涙を流す買い物をしてしまったな…





自分自身にツッコみながら私は綾部と町を歩く。

当然することがないので
適当に店を回ったりして三十分をすごそうとしていると、






綾部「西坂さん……えっとA、用が無いなら其処のうどん屋で食べない?
  もうお昼だしお腹すいてきた」


A「あー、そうしましょうか。暇ですしオホホホ」


綾部「早く帰りたいんだよねー、まだトシちゃん四十三号が未完成だから」




この穴掘りバカが←
もう脳内は穴掘りのことしかないのか!






綾部「あと、語尾に笑い声つけたところで言葉遣いの評価は変わらないよ?」



私は綾部の発言を無視して、近くのうどん屋にずかずかと踏み入る。


のれんを上げて店に入ると、
既に人が密集してそれぞれうどんをすすっていた。

そこらじゅうから笑い声や機嫌よく歌う声まで響き、
自然とこちらも笑顔になれるほどの活気だ。





私と綾部は空いた席に座り、
適当にそれぞれうどんを注文してズルズルとすする。






それよりも私は町に入る前、綾部が急に振った話題が気になって仕方がない。
不安の芽は、早々に摘み取らねば。



私は思い切って聞いた。



A「そういえばなんだが、町に向かう途中で言っていた
  私が商人だのどうのこうの、というのは何故そう思ったんだ?」
 



綾部は口にうどんを含んだまま、ん?と首を傾げる。




綾部「あー、あれかー。別に大したことじゃないよ?
  声の張りとか、言葉だとかでそう思っただけ」



A「へ、へえ」





その言葉を聞き、緊張から一気に解放される。
とりあえず彼は、町で出会った私のことなど覚えてはいないようだ。


私は内心ほっとしながら、うどんをすすった。

be with you *32→←be with you *30


≪今日のラッキーアクション≫

今日1日は武闘派になるべし。勝ォーー負ーーーーーーーーッ!


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設定タグ:忍たま乱太郎 , 綾部喜八郎 , RKRN   
作品ジャンル:恋愛
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クラオタになった生まれたて - サラスティーさん» 嬉しいです( 〃▽〃)あ、タメで構いません! (2015年3月27日 11時) (携帯から) (レス) id: 079e5a0b02 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - クラスタになった生まれたてさん» クラスタになったんですか!(笑)そんな嬉しいこと言って頂いて・・・!是非、こんな私でよければ! (2015年3月26日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)
クラスタになった生まれたて - 綾部の細かい心理描写が可愛すぎる…楽しいです!!☆ヽ(▽⌒*)サラスティーさん、お友達になって頂けませんか!? (2015年3月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 079e5a0b02 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - また生まれたてさん» 読みやすいだなんて嬉しいです!話運びが良い!?そんなお言葉は頂いたことないので幸せです! (2015年3月23日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - 真夏の愛の夢さん» 嬉しいです!これからも文章力磨きます!(笑)頑張ります。 (2015年3月23日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サラスティー | 作成日時:2014年12月10日 1時

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