[ＲＫＲＮ］綾部と私の３６５日＊2

be with you *28 ページ4

いつものようにいがみ合う二人に割って入ってきたのは、
滝夜叉丸と同じく四年い組の綾部喜八郎だった。





滝夜叉丸「アホ八郎っ！！私のセリフにかぶせるなっ！
いつも言っているだろうが！」




滝夜叉丸が綾部を追いかけていると、
「みんなぁー、待ってー」と後方で声がする。

四年は組の斉藤タカ丸さんだ。






田村「タカ丸さん！まだ準備ができていないんですか？もう時間ですよ」



三木エ門はタカ丸さんに駆け寄るとさっさとタカ丸さんの服を整えはじめた。









タカ丸「すまないねー三木エ門」

田村「いえいえ」




逃げ回っていた綾部は、


綾部「相変わらず、髪型だけはすごいですねぇー」

滝夜叉丸「だけとはなんだ、喜八郎！」





滝夜叉丸が喜八郎をたしなめると、
それを聞いたタカ丸さんは「いやぁ」と頭をかいて照れる。



A「タカ丸さん、照れるところではありませんよ！さぁ、いくぞみんな」



滝夜叉丸「Aに言われずともわかっている！」

田村「あぁ、タカ丸さん、わらじのひもが…」

タカ丸「本当だ、ありがとう」

綾部「あぁ…眠い」





さすが団結できないアイドル学年、四年生！

私たちはぐだぐだしつつも校庭に向かった。

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≪今日のラッキーアクション≫

今日１日は武闘派になるべし。勝ォーー負ーーーーーーーーッ！

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