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be with you *48 ページ24

足の疲労がピークに達したころ、
やっと生い茂った道から出ることができた。



綾部「A」


A「え!?な、何だっ!?」


綾部「…もう昼過ぎたからそこで食べない?って言おうとしたんだけど」


A「え!?あぁ、そこか、腹ごしらえしないとな」




顔を上げると、この道をまっすぐ歩いた目と鼻の先に、
団子屋があった。



言われるまで存在に気づかなかった…←


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(忍び装束のままなので上手いことやりました。変わり衣の術で)←違う




団子屋の前に着くと綾部に座っているように促されたので
私は近くの長椅子に腰かけて、静かに空を見上げていた。


空は物悲しくなるほど、すみずみまで晴れ渡っている。



世界は薔薇色だとか、全部嘘だ…。


出てくるのはため息だけだった。











数分たったのち、
綾部が店の中から団子を盛られた皿とともに現れた。


綾部「はい」



突き出された綾部の右手には串刺しの団子が握られている。

私が、すまないな、
とそれを受け取ると、綾部は私の隣に腰を下ろした。






A「それよかその皿の団子、二人の割にやたら多くないか…」

綾部「まぁなんとか食べきれるでしょ。ほら」






や―…団子ってなんだか久々だなー。

そう思いながら一つ口に入れると。

私は大きく目を見開いた。


A「ん!!おいふぃい!!!!」




思わず口に含んだまま叫んでしまった。

団子のもつ本来のほんのりとした優しい風味というべきか。
どこか懐かしさも感じさせるその味が口いっぱいに広がる。





A「この団子…おいしい」


綾部「なら良かった。この店、実は前に藤内たちと一回来たことがあるんだー」


A「たち?」


綾部「うん。えー…藤内とー、兵太夫とー。…伝七だったかな。
  実習訓練に行かれた立花先輩の代わりに用事を済ませた帰りにね」



A「へ、へぇ」







綾部も先輩してるんだな。
てっきり委員会の仕事を抜け出してばかりなのかと。←おい

意外だ。




綾部「何にやにや笑ってるの」

A「別に何でも」

be with you *49→←be with you *47


≪今日のラッキーアクション≫

今日1日は武闘派になるべし。勝ォーー負ーーーーーーーーッ!


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設定タグ:忍たま乱太郎 , 綾部喜八郎 , RKRN   
作品ジャンル:恋愛
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クラオタになった生まれたて - サラスティーさん» 嬉しいです( 〃▽〃)あ、タメで構いません! (2015年3月27日 11時) (携帯から) (レス) id: 079e5a0b02 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - クラスタになった生まれたてさん» クラスタになったんですか!(笑)そんな嬉しいこと言って頂いて・・・!是非、こんな私でよければ! (2015年3月26日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)
クラスタになった生まれたて - 綾部の細かい心理描写が可愛すぎる…楽しいです!!☆ヽ(▽⌒*)サラスティーさん、お友達になって頂けませんか!? (2015年3月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 079e5a0b02 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - また生まれたてさん» 読みやすいだなんて嬉しいです!話運びが良い!?そんなお言葉は頂いたことないので幸せです! (2015年3月23日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)
サラスティー(プロフ) - 真夏の愛の夢さん» 嬉しいです!これからも文章力磨きます!(笑)頑張ります。 (2015年3月23日 19時) (レス) id: 74dfc3bef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サラスティー | 作成日時:2014年12月10日 1時

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