【瀬名泉】逃げる私と追いかける君【ラブライブ！サンシャイン】 (ページ4)

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3話ページ4

数週間経ったある日。
あのあと何も高海さんたちから連絡がなくこちらから声をかけようとした頃だった。

満面の笑みでこちらにかけてくる人物が3人。

千「先生～！！！承認出ました！！」

貴「おめでとう。じゃあいよいよ活動開始だね。」

梨「……千歌ちゃん…条件付きでしょ…ちゃんと説明。」

条件？
それと桜内さんも入ったのか。彼女ピアノが弾けるといたし作曲をしてくれるんだろう。

千「それが理事長に体育館をライブで満員にできたら足りない部員でも承認してくれるって…」

体育館を満員…
待って。ここの生徒数って。

曜「多分先生が考えていらっしゃる通りなんです。学院のみんなを合わせても満員にはできないんです。」

そう言って下を向く三人。

貴「私にいい考えがあるわ！」

千「いい考え？」

貴「ええ。ライブの開催を書いたチラシを沼津駅前で配りましょう。あそこならほかの学校の子も多いし、たくさんの人がいるからきっと来てくれる人がいると思う。」

目を輝かせる3人。

曜「それだよ！千歌ちゃん！きっとそれなら！」

梨「ええ、でも私人前苦手だし…」

貴「スクールアイドルなのにどうするの？(ニコ)大丈夫。私が全力でサポートするから。」

千「そうとなったらチラシ作らないと。じゃあ早速家に帰って……」

「「「待ってまだ昼休み」」」

華麗なツッコミが入る。

貴「あははは。3人息ぴったり。それに高海さん早とちりすぎよ(ふふふ」

千「はい(汗)あとそんな硬く名前を呼ばないで欲しいです…先生とは年齢近いしせっかくいっしょにやってくんだからもっと近くになりたいというか。。生徒からこんなこと言っちゃって失礼かと思うですけど…」

貴「わかったわ。気にしないで。じゃあ千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃんこれから頑張りましょうね。あと私も好きなように呼んでいいのよ。」

千「じゃあAちゃん先生！！」

ちゃんなんって久しぶり。
ただ先生って言われるのは未だに恥ずかしい。。

貴「りょーかい。」

千「じゃあ先生とも仲良くなれたし体育館を満員にするためにも頑張るぞ！」

そう声を高らかにあげる千歌ちゃん。

「「「「おー！！」」」

ここから彼女たちの奇跡の物語が始まった。

そして私にとっても奇跡の物語が始まった。

再び君に会うまであと………