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???「え、新しい刀?」
???「ん?なんか、可愛くない?」
周囲がざわめく。
『え、あ、あぁ💦』
薬研「すまねぇが、まだ来たばかりでな。緊張しているから、一人ずつ話してやってくれないか?」
薬研兄様...!!流石です。好き。
???「じゃ、俺からね。俺、加州清光。よろしくね。」
紅い色が印象的な、お洒落刀さんに声を掛けられました。
『は、はい!A藤四郎と言います!よろしくお願いします!清光さん。』
加州「ふっ、そんなにかしこまらなくて良いよ。」
キツめに見えていたその顔は、笑うととても素敵だった。
???「次は僕!僕は、大和守安定。よろしく。」
水色が印象的な愛らしい刀さん。穏やかそうで、可愛かった。
『A藤四郎です!よろしくお願いします!安定さん。』
といった感じで、握手会状態になりながら、自己紹介をしあってました。
何十振りと自己紹介をしていき、なれてきたところで驚きの発言をされた。
「俺は三日月宗近という。」
瞳に三日月を浮かべた、驚くべき美しさの刀。
『A藤四郎です。よろしくお願いします。』
が、彼。直後とんでも発言をする。
三日月「その胸は、何か詰め物でもしているのか?」
!?そ、そんなことをド直球ストレートに...!
『!?い、いえ。その...』
清光「はぁ!?ちょっとじいさん!もしホントに女の子だったらセクハラだよ!?」
薬研「あぁ、実はな。」
意味ありげな目配せに応え、後の言葉を紡ぐ。
『はい、えっと、何かの不具合で女の子として顕現してしまったんです。』
安定「え、じゃあほんとに女の子...?」
『はい。身も心も...。』
「「「「「「「「えーーー!!!!!」」」」」」」」」
こうして、一日も経たずに本丸中に性別が知れ渡ってしまったA藤四郎なのであった。
ラッキー隊長
小夜左文字
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作者名:杜 | 作成日時:2024年1月2日 1時