不器用な君の手に包まれて

ある日のキムナムジュン ページ15

「ふぅ…」





どうもキム ナムジュンです。




悲しい事に今日俺の取っている講義が休講で




Aだけ大学に行っています。




寂しい……





「ううー…ライアンー……」





綺麗に並べたばかりのライアン達をハグしてみるけど




寂しさは緩和されずㅠㅠ




こんな情けなくてかっこ悪い姿はAに見せられない





「…………」





脳セクだのカリスマラッパーだの言われてるが




イルサン出身キム ナムジュン




ずっとかっこつけっぱなしなんて無理あります





ピコンッーー





「うおっ……ん？カトク？？」





基本的にカトクで連絡しあうことが少ないから




久しぶりに聞いたカトクの通知音に割と本気でビックリした笑




スマホを開いて確認してみると





「え……？ユンギヒョン……？」





絵文字スタンプ記号無しの恐ろしい程に冷え切った文字の羅列笑




しかも内容は





ユンギヒョン今何してる





「いや何してるって…」




ふと抱きしめているライアンと目があった





RMライアンを抱きしめてます





いや待てなんでこれ送った俺

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