私達は付き合っています。【うらたぬき】

ごめん待った？ｷｭﾙﾙﾝ ページ23

うらたぬきside







はい皆で映画を見に行くよ



早いとか思わないでね。そんなもんでしょ



浦「てかちょっと早く来すぎたな…」


待ち合わせの時間より10分くらい早い

何かすっげえ気合い入ってるみたいじゃん



貴「うらたーっ！」



可愛らしい声が遠くから聞こえてくる

その声にばっと振り向く



貴「ごめん待った？あ、まふ達まだ来てないんだね」



綺麗に整えられた髪

ナチュラルなフリルのワンピース

ワンピースの中から覗いた白い細い足



貴「？うらた？」


浦「っ！」


いつもと違う雰囲気が俺を惑わせる


やばい……想像してた100倍くらい可愛い

顔を赤くさせる俺にAは意地悪な表情を浮かべる




貴「どうしたの？うらたくん？」


浦「な、何でもねぇし！」



するとAは小さく笑い、少し顔を赤くさせ言った




貴「かっこいいようらた」



は、それはずるい。そこでかっこいいはずるすぎる

むっとして言い返す



浦「Aも可愛いし」



突然の発言にきょとんとするA

が、すぐに頬を膨らませると早口で言い返した



貴「うらたの方が何倍もかっこいいよ！」

浦「いーや、Aの方が何百倍も可愛いし」



むーっとお互い変な対抗心を燃やす







坂田「何してんの…」

ま「リア充と非リアで別行動しましょうか。」

うらた先輩怖いっす。→←デートまだだった系男子

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