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高「1人で、、さ?でもジェシーは待ってくれなくて、、俺、、おれ、、」
子供みたいに泣いてくる高地を起き上がらせて背中をさする。不満は山ほどあるらしくて、酸素足りないんじゃないかってくらい高地は話を続けた。
高「ヒクッだったら、、一緒に、すまなくても、、いいじゃん!ジェシーはグスッ俺いなく、ても、、グスッいいんだろ!
うぅ、、グスッ俺はずっと、、寂しかったのに。ジェシーは、そんなことヒクッなかったんだろ!」
ジ「違うって。高地帰ろ?」
高「嫌だ!帰らない!やめるのぉ!んん、ヒクッお前と住まない!」
それを聞いてじゃあやめよう。とか、なんでこんな酔っぱらってんだ。とか面倒くさい。とかじゃなくて、出てきたのは
離れたくない。
それだけで、ギャーギャー泣いている高地を気づけば抱き締めていた。
高「んぅ、離せよ!」
ジ「嫌だ!ごめん、高地。ごめんね。
寂しいなんて気づかなかった。でも俺も寂しいって思ったよ。断りにくくて行ってたけど、会いたいって思ってたよ。」
鼻を啜りながら本当?と聞いてくる。
あぁ、俺マジヤバいわ。
ジ「うん。嫌いじゃないよ、おまえの事、、」
なんで止まるんだよ、俺。
ジ「一緒に帰ろ?」
高「、、、うん。」
控えめに背中に回った腕に、余計苦しくなった。
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作者名:久遠さん | 作成日時:2021年1月28日 0時