大きいままでもうるさい！ (ページ16)

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偶然の産物だった。

恐らく一緒に暮らしていた家でジェシーと高地が抱き合っているのを見た

ような記憶がふと出てきた。

詳しいことはわからないんだ。

だけど、いつものスキンシップとは違うような感じがした。

偏見があるわけではない。だが、あの時抱き合ってたけど付き合ってる？なんて聞くのも失礼にあたる。

聞けない。

匂いが似てくるほど一緒にいる時間が長いのか探れない。

ならせめて、、、

北「なんで時間かかった？」

高「急になんの話？」

さっきの事だけでも解決しないとモヤモヤして帰れない。

北「だからジェシーのだって言うまでに間があったから。」

高「あー、、、。」

困ったように口を開けたまま視線をずらす。

北「で、なんで？」

高「いやぁ、それは鈍ったというか、、、。」

歯切れの悪い返事に追い討ちをかけようとしていたら

慎「ジェシーそれちっちゃくない？」

ジ「俺背伸びたかも。」

大「太ったんじゃない？」

ジ「えー、やべー怒られるわ。」

私服に着替え始めたジェシー達が騒ぎ始めて注意が向いた隙に、高地は次の仕事の準備をそそくさと始めて俺から離れた。

北「ちょっと待って！」

高「じゃあお疲れ！」

、、、

北「あのさぁ、ジェシーそのイn、、、」

ジ「ごめん北斗！俺ももう出るから今度！」

ふぅん、、、気になる。