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ジェシー
高「北斗に聞かれたんだけど！」
ジ「寝ぼけちゃってた。」
おかえりー。と呑気にテレビを観ながら高地を迎え入れたら、お前さぁ！！とプンプン怒って俺のとこにやって来た。
何を怒ってるかと言うと
高「嗅いだら俺の匂いすんだもん！」
ジ「ごめんって。」
洗濯物を畳んで仕舞う時に間違って高地のインナーが俺の方に入って、それを朝寝ぼけた俺が適当に着て行ってしまったのだ。
悪気はなかったんだよ？
高「北斗が何か怪しんでたよ、あれ絶対そう。」
不貞腐れた顔をしてリモコンをとってテレビを消す。
高「どうすんの？今度仕事が同じの時に聞いてきたら。」
ジ「高地は何に困ってんの？ちゃんと話したら北斗だってわかるじゃん。」
高「そう言われると確かに、、、。」
視線を右上にあげてパチパチと瞬きをする。
納得したのか別にいっか！とあっけらかんと笑った。
ジ「悪いことじゃないんだし。」
高「正直に答えるよ、聞かれたら。」
高地がソファを立って風呂に向かう。空いたスペースに俺はボトンと寝っ転がった。
ジ「うーん、、、。次、いつ会うっけ。」
本当は、北斗に忘れてて欲しい。
一緒に暮らしてるって俺らの秘密にしておきたい。
理由は、、、うーん
ジ「ヤバいかもなぁ、、俺。」
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2021年1月28日 0時
