大きいままでもうるさい！ (ページ12)

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ジ「いや、その、、なんかごめん。」

高「、、、。」

何も言わずに高地がこっちに歩いてくる。

「最低！！そんな簡単に私のこと捨てるんだ！」

ピクッと高地の肩が跳ねて足が止まる。

「１回抱いてくれれば言い振らさないって言ってるのに！そんな、、、酷すぎる。」

膝から崩れ落ちて泣き叫ぶ女の人と高地を交互に見る。高地は唇を噛んで俯いていた。

え、、俺すごい気まずい状況に居ない？

ジ「、、こーち。」

高「、、最低でもなんでも良いわ。」

低く呟いて高地は部屋を走って出ていった。

追いかけようとすると女の人が俺を呼んだ。

ジ「は、、はい。」

「私、、本気で好きになっちゃったんです。だから、、、」

ジ「その、、そういう関係？だったやつ、、ですよね。」

何度も首を縦に振る女の人に驚きながらも、高地を探してくる。と伝えて部屋を出た。

ーーーーーー
高地

あー終わった。

ジェシーにも見られて、あの人にも言いふらされたら俺のイメージおしまいだな。

どうせみんなあっちの味方だろうし。

なんとなくたどり着いた屋上で、今後に憂鬱になりながら考えていた。すると名前を呼ばれる。

ジ「高地！」

振り向くと、困った顔をしたジェシーが立っていた。