小さくなってもうるさい！２

リク　大我の子育て ページ30

大我

高「いいの？仕事行くよ？」

大「大丈夫だってば。俺だって子供の10や20は見れるよ。」

高「３なんだけどね。何かあったらマネージャー呼べよ？いいね？」

大「もうしつこいよ。早く行ってきなって。」

高地がこんなに心配してる理由はただ１つ。

大人に戻った俺と子供３人で留守番だから。

ふたりの役に立ちたくて申し出たんだ。

あっ、子供に戻らない？って思ったでしょ。

なんとなく今日は戻らない気がするんだよね。

体はちょっとダルいけど。

高地の面倒見たときにコツ掴んだのか戻るときの感覚わかるんだ。

樹「きょも〜抱っこして。」

大「なんで抱っこ？まぁいいや、おいで？」

軽っ！これ樹なの？？

樹「きょもにこんな高く持ち上げてもらえることないもん。」

この樹ならラブコールに答えなくもないな。

慎「きょも俺も抱っこ〜」

大「いいよ、樹下ろすよ？」

樹「えーやだやだ！」

流石にふたりを持ち上げられるほど元気じゃない。

慎「ズルい俺もきょもに抱っこしてもらう！」

樹「あとでにしてよ。」

えっ何このバチバチ感

大「慎太郎も持ち上げられるかな？やってみる？」

落としたら高地とジェシーに怒られる。

落とすなよ、絶対に持ちあげろよ俺。

北「京本困ってるから樹おりなよ。嫌われるよ？」

樹「えっ！？おります！下りさせていただきます！」

北斗が助けてくれたんだけど。

やばっ、ちょっと嬉しい。

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