引っ越し 十一話 ページ13
独歩side
「寂雷センセーとひふみん寝ちゃったね」
『まあ、あれだけ飲んでたらね』
でも、一二三まで寝るのは珍しい。……それほど、寂雷先生の豹変っぷりがすごかったのもあるんだろうけど。これからどうするかAくんと話し合い、一二三は俺が、寂雷先生はAくんが家まで送ることになった。(というか一二三は俺と同居してるから当たり前なのだが)しばらくしていると、Aくんのケータイから、着信音が鳴り出した。
「あ、電話だ。ちょっと待っててね、独歩くん」
『わかりました』
俺は残っているグラスの水を飲み干すと、電話の内容が少しばかり聞こえてくるのを耳で感じ、悪いと思いながらも電話の内容に耳を傾けてしまった。
「___あ…も……ん………って…ち……するよ…………」
まったくもって聞き取れないが、誰かに何かを言っている。電話が切れる音がし、こちらに向かって戻ってくる気配を察して俺はグラスを急いで手にもつ。
「ただいま」
『誰からでした?』
「俺の友人からだよ」
そう言って笑うAさんの頰は、少し赤らんでいた。俺はなんの話をしていたのが少し気になったが、失礼だと思い、心のうちにとどめておくことにした。
「___ああ、もちろんだよ。するって、ちゃんとするよ
………ねえ、乱数」
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかふぃ(プロフ) - しゃきさん» いつも見てくださりありがとうございます!今回は間違えてしまいごめんなさい!今後も間違えがあると思いますが、その時は是非指摘してください!本当にありがとうございます! (2019年1月17日 19時) (レス) id: 726b15423b (このIDを非表示/違反報告)
しゃき(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいてます!すみません、一つ気になったので...麻天狼は渋谷ではなく新宿ディビジョンです( *・ω・) (2019年1月16日 23時) (レス) id: fa708b9295 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みかふぃ | 作成日時:2019年1月12日 12時