ウィーズリーさんちの3つ子ちゃん2 (ページ6)

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『ちょうどいいところに』

談話室に戻るとちょうどロンとハリーもいた

『ロンー、作りすぎたからあげる』

ハリーにもと私の食べきれなくてあまってしまった方を渡す
おっと、ロンさんいきなりそっちから行きますか

「う”え”ー」

顔をくしゃっとさせて無理矢理飲み込むんだ

「なにこれ？この世のものとは思えない味がするよ？ウエー」

それをみてハリーが食べるのを戸惑う

『大丈夫だよ。そっちは何もしてないから』
「⋯あ、美味しいです」
『そりゃよかった。ほら、ロンもいつまでも騒いでないでこっち食べろ』

おりゃと口の中にフツーの方を突っ込む

「なんで普通にくれないんだよ」
『あの2人の妹だよ？逆になんで普通にくれると思った？』

そういうとあきらめた顔をされた
いつまでも引っかかってくれるからロンは弄りがいがある

『あ、フレッド！ジョージ！』
「A！」
「体調はいいの？」
『うん！』

2人にも同じように渡して感想聞きたいからとか適当に嘘をついてその場で食べてもらうようにした
ハグっと2人が口に入れたとおもったらそのままの姿勢で固まる
あまりにも長いことそうしてるものだから心配になってつついてみたら一瞬で捕まった

『ちょっ、ジョージはなして！足浮いてる！怖い！』

ギャーギャー騒いでたらフレッドに口に何か入れられた

『まっっっず』

自分で作っといてなんだけどこれ人が食べていいものじゃない

「こっちは？」
『何もしてない』

言った瞬間パクっと食いつく

「うまい」
『あー私も！』

早くこの口に残ってる味を消したい
あっ、っと口を開けるとポイっと口の中に放り込まれる
うん。おしいしい

「この白いのって何？」
『百味ビーンズ煮詰めたやつ』
「見た目は？」
『魔法で変えた』

なんて呪文か聞いておけばよかった

『あ、そうだ。ロンにはもうやったから』
「「なーんだ」」